2013年2月6日水曜日

レ・ミゼラブル Les Miserables


原作本のコゼットのイラスト
 突然ですが思い立って、映画を観にMOVIXへ出かけました。

 映画は「レ・ミゼラブル Les Miserables」です。昨年末に封切られ、あっというまに日本のミュージカル映画興収ランキングでこれまでのオペラ座の怪人を越えてトップに立ってしまいました。今月末に発表される「2013 アカデミー賞」にも作品賞、主演男優賞、助演女優賞など他の部門にも多くがノミネートされています。

 この映画は誰でも知っている?ビクトル・ユーゴーの同名小説を原作に、世界43カ国で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、映画化したものだそうです。
 この「レ・ミゼラブル Les Miserables」はまだ高校生だったころ読んだ覚えがありますが、「ああ無情」とか「ジャン・バルジャン」「コゼット」と言ったキーワードが残っています。



 今回の映画では、監督は「英国王のスピーチ」でアカデミー監督賞を受賞したトム・フーパーですが、なぜかあまり映画に行かない私が、この「英国王のスピーチ」も観ています。


キャストは

     ジャン・バルジャン    ヒュー・ジャックマン
     ジャベール警部     ラッセル・クロウ
     ファンティーヌ      アン・ハサウェイ
     コゼット             アマンダ・セイフライド
     エポニーヌ           サマンサ・バークス    etc です。

 主役のジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン、コゼット役のアマンダ・セイフライドは別にして、やはり助演者たちがすばらしいと思いました。ジャベール警部役のラッセル・クロウはすばらしく、またあまり取り沙汰されていませんが、エポニーヌ役のサマンサ・バークスも私はすばらしいと思いました。

 またこの映画のテーマである「時の移り変わり」「人の一生」「愛」について真正面からシッカリと取り組んだトム・フーパー監督も流石だと思いました。
 この映画がミュージカルの映画化だとは言っても、せりふ全てが歌になっている、、、、などはまた別の意味で新鮮な感じがしました。画面構成、衣装も見せてくれましたし、そして舞台背景になっている19世紀のパリは先日「荻須高徳」の絵画展に出かけてきたばかりで、「なんとなく親しみがわいた」と家人ともども納得でした。
 
 朝から空の暗い雨模様の日でしたが、158分の上映時間を終えて外に出たときには私の心も同じようにお日様が出ていました。

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