その1は中途半端に終わりました、長浜出発以降がその2になります。
ホテルは琵琶湖大橋の近くにありますので、長浜からは約50㎞の距離、ルートはさざ波街道を使い、約1時間半で到着しました。
チェックインの後、少し休息してから早めの夕食です。
雨は昼過ぎには上がっていましたが、12階のレストランから観る琵琶湖大橋の遠景はかすんで見えていました。
料理はメニューから OHMI CUISINE の GRILL COURSE を選びました。
CUISINE(クイジーン)は特定の地域や文化の料理を意味しますので、近江郷土料理とでもいいましょうか、とにかくこだわっているようです。
先ずは赤のグラスワインで乾杯、
APPETIZER(右写真左上)は寒ブリのカルパッチョと冬野菜のサラダ。
FISH は甘鯛と冬野菜のポトフ仕立て、200℃以上で使えるカルタファタで包んであった。
GRILL は黒毛和牛ひれ肉のグリル、
DESSERTはホワイトチョコレートのガトー、HAPPY Anniversary はホテルが気を利かせてくれました。
食後、温泉浴場でゆっくりと疲れを癒しました。お湯は赤茶色で、ホテルのすぐそばで湧き出た美崎温泉(低張性弱アルカリ性温泉)のものとか、一般的には温泉をもっと大きく宣伝するのに、、、、温泉があったとは知りませんでした。
一夜明けて
朝食は例によってビュッフェスタイルです。朝7時の開店時刻に行きましたが、すでに20人近くの東洋系外国語を話す人たちが並んでいました。 幸い、多少狭いながらも、琵琶湖に面した席に案内され、いざスタート!!
写真は2人分です、これでも随分自制したつもりですが、、、、 でも料理はどれも素晴らしくおいしいものばかりでした、お昼は抜きかな??
朝食後、室内温水プールに出かけましたが、25mあるこれも立派なもので、水もきれいに管理されていました。
チェックアウト間近に出発しました、次の目的地は近江八幡市にある八幡山城跡で、昨日来たさざ波街道を約20分、16kmほど戻ったところにあります。
八幡山城跡のふもとには日牟禮八幡宮があります。古くから近江商人の信仰を集めており、近江八幡市の市名の由来となりました。
神社内には菅原道真の天神様も祭られ、また下写真の右側に屋根が見えている、立派な能舞台もありました。
八幡山城跡へはロープウエイで登ります。
振り返ると、琵琶湖と近江八幡の町が一望です。同乗した小学生たちと写真をパシャリ、、、、
八幡山城跡西の丸址から琵琶湖を遠望したパノラマ写真です、遠い山並みの中央で高く尖って見えているのが比叡山です。
秀次は秀吉の姉の子で甥にあたりますが、子に恵まれない秀吉が後に養子としました。
信長の死後、秀吉が台頭していく中で功績のあった秀次がこの地を得、八幡山城を築城したのですが、その際、住民や建物を含め多くを安土から移し、街を繁栄させたことも知られています。
しかしながら秀次事件で秀次が世を去ってのち、築城してわずか10年後八幡山城は廃城となってしまいました。
今では残された石垣からも木々が生え、、、、兵どもが夢の跡。
険しい城跡を上り下りしたせいかおなかが空いてきましたので、昼食場所を探しながら、近江八幡の町を散歩してみることにしました。
上左写真は、八幡堀で、琵琶湖とつながったこの水運で商業都市として発展し近江商人を生み出したのです。
上右写真は、近江八幡社入口の大鳥居越しに「白雲館」を観たものです。白雲館は、明治10年近江商人たちが子女の教育のため資金を出し合って設立した八幡東学校が前身です。
町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているだけあって、落ち着いた佇まいです。
遠く左側に白い四角の「メンターム」と書いた看板がありますがここに近江兄弟社があるようです。「メンターム」は現在の近江兄弟社の商品名で、我々世代になじみの「メンソレータム」は、1974年に倒産する以前の近江兄弟社が米・メンソレータム社から輸入またはライセンス製造していたものです。(今はロート製薬)
右にそれぞれのシンボルマークを挙げましたが、左が「リトルナース」、右が「メンターム・キッド」というらしいです。 しばらく歩いて、家人が素晴らしい店を見つけました。八幡堀近くの郷土料理屋「喜兵衛」と言う店です。
この店は江戸・享保年間から270年続いて、両替商、肥料商などを営んできた家を平成6年に郷土料理屋へ改装したとのこと。 写真右下は店内にあった古き時代の絵です。
店内は昔ながらの和室にイスとテーブルが置いてあり、楽に食事ができるようになっていました。見上げると、年を経ていい味が出た見事な欄間があり、見とれてしまいました。
また、ここの郷土料理は、板前さんではなくて、ご近所のおばさんたちが集まって作っているとか、、、、
私たちは、喜兵衛膳と別皿として「鯉の煮つけ」をオーダーしました。
右写真の左にあるのが、別皿の「鯉の煮つけ」です。お腹が卵でいっぱいに詰まった、見るからに大きな鯉を輪切りにしたものを甘辛く煮た、かつての懐かしい料理です。
メニューによれば、本膳の中には「黒和牛の冷しゃぶ・赤こんにゃく・丁字麩・琵琶湖の小魚(三種)・丁稚羊かん・その他」があり、おいしく、楽しくいただきました。
また庭も素晴らしく、非日常の時間を十分に楽しむことができました。
期待していた桜の花には出会えませんでしたが、幸い天候に恵まれ琵琶湖を背景に、時間を忘れ「豊臣兄弟」の時代を思い返しながら、観・聞き・味わうことのできた楽しい小旅行でした。
健康に留意してまた新しい旅にチャレンジしたいと思います。