

そうです、Linux の導入です。
Linux は OSの歴史上忘れることのできないあの Unix の DNAを受け継ぎ、1990年代のはじめにフィンランドのヘルシンキで誕生した伝統ある OSなのです。
Linux には以前から興味を持っており、かれこれ10年ほど前に、Linux のディストリビューションの一つである Fedora Core を試したことがありましたが、当時はまだまだの感があり中断していました。
つい最近になって本屋さんで右上の「日経Linux」なる雑誌を目にして購っておきました。Windows XP 問題で古くなったパソコンに Linux を導入すると言ったコンセプトが徐々に進展していたのです。当時と異なって、現在では Linux は Android 系のスマホやタブレットをはじめ様々な分野で広く使われています。
冒頭左上に今回 Linux をインストールすべきパソコン( NEC MY18L/E4 )
を示しました。

作業手順としては、HDD を別途用意し、これまでの HDD と交換しました。そのまま上書きしてもいいのですが Windows XP を再度使うときのために古い HDD は保管します。

途中指示に従ってインストールすべき Ubuntu 13.10 を選択してやればあとは自動的に実行されます。
そして右写真のように無事立ち上がりました。

ありがたいことにこの版(Long Term Support版)は2019年4月までサポートされますし、必要とあればいつでも最新版にアップグレードしていけばいいのです。(もちろんこれらは全て無料)
遅まきながら、Windows から離れて何か問題が生じないかを予め考えたことを挙げておきます。
私達が日常パソコンでよく使うソフトは、
1.検索 2.電子メール 3.文書作成(いわゆる Word Exel さらには PDF )
4.写真ビューアー・編集
ではないでしょうか。
ここで重要な位置を占めるのは GooglChrome です。いわゆるクラウド型とも言えるこのブラウザーは世界中どこからでも、どのパソコンからでもつながりますし、まだ十分でないながらもクラウド・ストレージ( Google Drive )さえも持っています。事実私が愛用しているNexus 7 からもメールボックスにアクセスできます。いまやマイクロソフトのIE(インターネットエクスプローラ)は、はるかに後れを取ってしまいました。ということで1.と2.はクリアー。

右は無事 GooglChrome を立ち上げたときの画面です。たまたまこの日はオードリー・ヘップバーンの生誕85周年だそうで、、、、
3.については標準で LibreOffice があり マイクロソフトの Office に対応していますが、今少し、、、(MS明朝、MSゴシックなどが技術的に移植はできますが、著作権の問題で使えない)と言ったところですが十分に実用に耐えると思います。 PDF についてはほぼ不自由ないでしょう。
私にとって問題は 4.の写真ビューアー・編集です。単なるビューアーはもちろんありますし、GIMP はあの PhotoShop にもまさるとも言われていますが、FastStone のような軽便なソフトが今のところありません。今少し探してみましょう。
ということで無事に Linux が立ち上がってしばらく使っていますが、大変快適です。特に文書の日本語変換はあの Google がテコ入れしているとかで使いやすいと思います。
このような素晴らしいOSが多くのソフトをも含めて、無料で使えるというのはありがたいことです。多くのボランティアの方々に感謝です。
おっとこのブログも新システムで書いてみました。
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