2019年6月30日日曜日

連日の東京ランチ

 久しぶりに東京に出かけてきました。
 今回はたまたま連泊で、2回ランチに出かける機会がありましたので、メモ代わりにブログを残しておきます。






 最初は東京駅近くの、新丸ビル7Fにある「欧風小皿料理の沢村」です。
 新丸ビルもかつての丸ビルを知る者にとっては、わずか外観の下階部にその面影があるとはいうものの、中に入ると別世界です。

 右上写真は、エスカレータで7Fに上がる途中、振り返ってみた景色です、すばらしい!!


 






 目的のフロアについてから、迷路のような経路をたどってようやく到着です。お店の看板は意外に?洋風で、ランチメニュを記した黒板もイタリアン?

 左の店内写真はお店のホームページから拝借したものですが、私たちが到着したのは平日の11時半だというのに、ほとんど満席状態で、案内されたのは外側テラスにあった最後の席でした。


 さいわい天気予報に反して雨も降らず、気温も涼し目で快適でした。
  この沢村は、丸の内店こそ「欧風小皿料理 沢村」と称していますが、他の軽井沢をはじめとする各地の店は「ベーカリー&レストラン 沢村」となっています。

 このことは沢村の起源がパン屋さんであることを示しており、あとで食したパンは絶品でありました。

 私たちはメニューから
・ニース風サラダ
・豚肩ロースの黒ビール煮込み
(以上は左写真)
蟹とアボカドのクリームソース タリアテッレ
・若鶏もも肉のロースト サルビチャーダソース
を注文しました。




 それぞれの料理に山盛りのサラダ(ニース風サラダにはスープ)と、ご自慢の自家製酵母パンが付き十分な量がありましたが、おいしさにつられてパンをもうひと籠おかわりしてしまいました。(ひと籠で4人分)


 つぎは西荻窪にある「Re:gendo(りげんどう)」です。西荻窪の駅で下車、南側の細い商店街を通り抜けたところにあります。

 見上げるとダンボ君がこちらを見ていました。(左)

 











 上の写真もお店のホームページから拝借しましたが、面した路が狭いので、とてもこんな景色には気が付きませんでしたが、たしかに入口のメニュー立てはしっかりと記録してありました。

 この「Re:gendo(りげんどう)」は島根県にある、「石見銀山生活文化研究所」の「石見銀山 群言堂」が経営しているようで、この会社の趣旨は、
暮らしの中で受け継がれてきた、心ある「衣・食・住・美」のあり方を追求し、そんな日本の美しい生活文化にもう一度光を当てて、「復古創新」を合言葉に、古きを活かし、時代に合った進化を続けて、ものづくり・ことづくりを次世代に伝えていくことに取り組んでいく」、、、とありました。


 たしかに、昭和初期、西荻窪に建てられた文化住宅を丁寧に修復し、石見銀山 群言堂」が考える暮らしを東京で発信する場としたのはうなずけますし、店内では食事、生活雑貨、里山の植物で染めた衣服などが売られていました












 店内は外観と同じく、当時のままに再現されているようでした。

 さて、ランチ(ここではあえて「お昼ごはん」とありました)は「むすび膳」と「にぎり野菜寿司膳」の2種類のみでした。

 お店を出て、どうだった、、、?の問いにしばし考え込んでしまいました。
 このお店の趣旨は十分に理解できますし、映画の「東京物語」や最近の「ALWAYS三丁目の夕日」のシーンにノスタルジーを感ずる若い人たちはともかく、そんな景色の真っただ中でつらい毎日を送ってきた私たちにとっては、、、、でした。

 でも久しぶりに上京して、ある意味対照的なランチを味わえた週末は楽しい時間が過ごせました。

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