少し遅いと思っていた櫻の便りも、ここにきて一気に列島を北上していき、 この辺りではすでに満開を過ぎようとしています。
例によって突然に、櫻を観にいこう、、、と思い立って、古い友人に声をかけたところ、「明日でもOK、花見と昼食の場所は任せろ、、、」とのあり難いお言葉に甘え、さっそく出かけました。
当日は雲が少し多めでしたが薄く、空気は爽やかで春を満喫できそうな天候でした、これぞ「花曇り?」
行先は中津川、標高があがるにつれて少しずつ先行した春に追いつくように景色が微妙に変わっていくのを楽しみました。
「ソメイヨシノ」はもちろんのこと、色とりどりのヤマザクラや新緑で笑っている山々などなど、、、、
友人宅へ到着し、奥さん手づくりの櫻茶とカラスミで一服させていただきました。カラスミ、、、と言っても例のボラの卵巣ではなく、米粉で作ったもので、もともとは雛菓子なのですが、この地の春の季節菓子となっています。
断面が富士山の形をしているのも特徴です。
苗木城址へは何度も訪れていますが、この公園のことはよく知りませんでした。
中津川市の広報では、サクラの数700本とありましたが、それらの木々は樹齢が比較的若いように見受けました。
それゆえにいわゆる櫻の名所の雰囲気とは異なり、若さと勢いが感ぜられました。
花はほぼ満開に近い状態でしたが、まだ花弁もほとんど散っておらず最高の状態でした。
幸い訪れたのが平日とあって駐車場も一番奥まで乗り入れが可能で、なおかつ空いていました。
近寄ってみると、○○子さん入学祝とか○○会還暦記念などといった文字が見られます。
公園を開放していろいろな記念行事に植林をすることにしたのでしょう、いいアイデアだと思いました。
ほとんどのサクラは「ソメイヨシノ」でしたが、枝垂桜の数本が一カ所に植えられている場所もありました。(上写真) これもまた趣があって奇麗です。
また数少ないですが、ツツジも花開いてアクセントとなっています。(右写真)
私どものイメージではツツジはサクラが終わってから咲くものと思っていましたが、近年ではほとんど同時期にみられるようになりました。
さくら公園の小高い丘の上に見晴らし台がありました、何はともあれ登らねば、、、○○と○○は高いところへ、、、
あいにくの花曇りですが、手前のサクラとのコラボはなかなかのものです。
近い将来この景色の下をリニア新幹線が走るようです。
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