いつまで続くのか、、、、、と思われたあの暑い夏の後、やっと訪れた秋もあっという間に木枯らし一番。
、、、、早くも晩秋です。
私の毎朝の早朝散歩道も左写真のようになっていました。
歩道いっぱいに敷き詰められているのは、街路樹の欅の落ち葉です。
このあたりは常緑の木々が多いのですが所々に色鮮やかな紅葉が見て取れます。
紅葉とは、秋になり気温の低下で木の葉と枝の間に離層という隔壁ができ、水分や養分が木の葉に送られなくなります。緑色のクロロフィルは栄養分として消費されますので、その他の成分である黄色のカロチノイドが目立ったり、葉の糖分が変化してできるアントシアニンの赤が際立ったりして見えるようになるのです。
ちなみに「紅葉」は赤も黄も含めますが、黄を意図的に表現したいときは「黄葉」とか、、、
このあたりには種類の異なるドングリがあちこちにたくさん落ちています。山の熊さんが、食べるものがなくて里に下りてきている、、、、 こんなに豊作なのに ???
右写真は、我が家の庭の紅葉した、ジューンベリーで、芽吹き、実、紅葉の3回楽しめるという中の一つです。
背景になっているのはシンボルツリーのクロガネモチで実が赤く色づいてきました、これも晩秋から冬への景色です。
また右写真は、キンカンです。庭に植えてもう何年になるでしょうか?毎年、期待に反してほとんど実を付けなかったのが、昨年あたりから少しずつ増えてきました。
最後は山茶花で、この花も10月から12月にかけて咲き、冬の庭に色どりを添えてくれます。
この花は椿の親戚ですが、花が散るときに花弁が一枚ずつ散り、葉のふちにギザギザのある鋸葉、花が椿より小さい、、、などの特徴があります。
またこの花には蜜があるようで、初冬にはメジロなどの小鳥が数羽群れを作って飛来しますが、これをそっと観察するのもまた楽しみの一つなのです。
今年もあっという間に時が過ぎ、この霜月も半ばを超えました。でも季節の変化を感じながら毎日を元気で過ごせていることに改めて感謝です。