2012年7月17日火曜日

自動灌水器(水やり器)の製作


 梅雨も上がり本格的な夏の到来ですが、この季節庭の草木への水やりは特に家を空けたときなど頭の痛い問題です。 毎日の時間も出来た事なのでこの際、自動灌水器(水やり器)を製作することにしました。ガーデン関係の店に行けば売られているのですが、結構良いお値段ですし、ここは一番、、、、となった次第です。
 基本的な構成としては、水道水の開閉に電磁弁を使用し、タイマーを使って朝、夕、一日二回それぞれ2~5分シャワーを実現するものとします。タイマーは2種類、ひとつは24時間タイマー(右側)で朝夕の水やり開始時間を設定します。 朝6時、夕7時くらいとしましょう。もうひとつは水やりの継続時間設定用(左側)です。これを相互に結線すればOKです。
 今回の一番の難物は電磁弁の入手でした。電磁弁ともなると玩具クラスはなく、思ったより高価です。ネットをあちこち探して、自販機に使う廉価なものを見つけ購入しました。(左写真)

 右の写真が今回集めた(購入した)部品たちです。
 ホースカップラーやホースファスナー、塩ビ管の接続管・接着剤です。写真にはありませんがホース、塩ビパイプなどもあります。橙色のホースカップラーは捨て値のついた掘り出し品ですが、後で調べたらmade in germany の高級品でした。(掃き溜めのつる?)またタイマーは私の玩具箱に転がっていたものを流用しました。

 というわけで左写真が水のコントロール部分で、水は左から入って右に出て行きます。電磁弁で水を制御するときはウォーターハンマー現象に留意せねばなりませんが、水道栓の開度を絞りぎみにし、水道栓と電磁弁の間をホースで接続する事で多少ショックは緩和するものと思われます。


 そして右写真が木の板にコントロール部を固定し、壁にネジ留した様子です。上方のプラスティックの箱の中にはタイマーが入っていて多少の雨などにも対応できるようにしました。左側に水道栓からのホースをつなぎ、右側にシャワー部に行くホースをつなぎます。


 これが試運転中の写真です。内径20mmの塩ビパイプに2mmの穴をたくさん開け(くたびれた、、、、)シャワーを実現しました。この下にたいせつな草木を置き、さらにホースを延長して目的の場所へも灌水ができます。
 この写真の上方に鈴なりに写っているのは「キーウィ」です、今年もまた豊作、、、、


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