写真に見られるように、アプローチに庭を配した、なかなかおしゃれな店です。
入口の看板には小さく「 欧風家庭料理 ラ・プリマベーラ 」とありました。
右写真は入口でアンティークの立派なドアが目に入りました。
上写真は入口からアプローチを振り返って観た様子です。 春の花の季節には、華やかな光景が見られることでしょう。
フロアーはそれほど広くありませんが、テーブルが6~7個ゆったりと置いてありました。
それらテーブルのいくつかや部屋のあちこちに見られる調度品が英国風アンティークなのであとで確かめたところ、私たちがお世話になっている同じアンティーク屋さんから仕入れたものであることが分かりました。
料理はイタリアン、メニューはいづれもコースでお定まりのAコースとBコースの二種類でしたが、久々の事だから、、、ということで前菜つきのBコースをオーダーしました。
右写真がその前菜です、手前左がアナゴ、右がアワビで初手から優雅な気分になりました。 スープに次ぐメインディッシュは魚と肉がありましたが、それぞれの家族で2種類を味わうことにしました。
肉も魚もそれぞれおいしく、特にソースの味がよく、量もそこそこあり堪能しました。
ただ魚の種類やソースなどの説明が料理を運んできたシェフからあるのですが、説明の声がだんだん小さくなり、徐々に逃げるように後ずさりしてしまうのでほとんど理解できませんでした。よほどシャイなのでしょう、、、、
途中で追加された自家製のパンとリゾットもことのほかおいしく、ひさしぶりの会話も弾み、時間を忘れました。
そしてデザートとなりましたが、巨峰のシャーベットとサツマイモ入りのケーキでした。
サツマイモが入ったケーキははじめて味わいましたが、その味はやはりイタリアではなく、ふるさとの遠い味でしたが家庭料理には違いありません。
食後のコーヒーをじっくり味わったのちお店をあとにしましたが、この日はお客さんが少なく、私たちが入ったときに一組出て行き、途中でもう一組が出て行って以後は私たちだけになってしまいました。
お店の佇まいと料理をあわせ考えると少し不思議でしたが、隣地の工事の都合でしばらく休業していた、、、、と聞いて納得です。
このあと食後の腹ごなしのために近くの公園を散策しましたが、この自然に満ちた公園の中で貴重なものに出会いました。
そうです、絶滅危惧II類に指定されているシラタマホシクサです。このあたりは宅地化に伴って湿地が乾燥地に変わる環境の変化によって消滅したはずなのに、よくぞ生き延びていたものです。
ということで楽しい週末を過ごすことができました、このような機会を与えてくれた友人に感謝です。
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