2017年11月21日火曜日

E-EPROM W27C512 の導入

 これまでのブログで、「私のジャンク箱から(3) EPROM をもう一度使ってみる」、「簡単にできるEPROMイレーサの製作」、「EPROM プログラマの製作」とご紹介してきました。

 最初の「私のジャンク箱から、、、、」のときに8080Z80などと、その周辺チップも出てきました。
 その時点で、かつてのマイコンを再度製作してみようと言う気持ちが強く今まで上記のプロジェクトを進行させてきたのです。

 EPROMはその際作成したプログラムを書き込むために必須ですが、少し新しい(と言っても3~40年前)マイコン・チップで構成するとアクセスタイムが100nS以下を要求されます。

 写真右下のEPROM 27C256は手持ちに中では数少ない100nSクラスですが、このUV-EPROM(紫外線消去)はたとえ数バイトのプログラム変更にもいちいちEPROMイレーサで20分かけた後の、書き込み直しが必要で冗長です。

 そこで思案の途中、写真左上のE-EPROM(電気的消去)W27C512に思い当たりました。
 右に示すように、UV-EPROMとピン・アサイメントはデータの読み出しに関する限り共通です。

 W27C512を使えばプログラマーに差し替えたままデータ消去・書き直しが瞬時にできてしまいます。  さらによいことにはアクセスタイムが高速で、入手したのもは45nSクラスです。
 さらにさらによいことには低価格で入手性がよいのです。(ebayで1個¥100以下です、、勿論送料込み)


 残るはデータの書込みですが、前述のEPROM プログラマの製作」のプログラマに少し手を加えればOKなのですが、評判のよい「 TL866 universal programmer 」を購入してしまいました、この件に関しては次回、、、、

と言うことで以後このW27C512を使ってマイコン製作を進めていきたいと思います。

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