連日の猛暑にひき続き、強大な台風もこの地域では無事に過ぎ、一日一日と空気もさわやかめいて、それこそ、さやかには見えない秋が静かに近づいています。
我が家の狭い庭で、キウイフルーツが沢山の実をつけています。
このキウイフルーツは、かれこれ40年前に今は亡き父が植えてくれたものです。
当然のことながらキウイフルーツは雌雄別株なので、実のなる雌株は高く・広い棚を得て、夏場の日よけにも大きく貢献していますが、雄株は開花時の受粉目的のためだけの存在なので、片隅に小さく剪定されています。
ということで、雌株は右写真にみられるように、幹も太く堂々として貫禄十分です。
ところが、昨年は春の異常気象の故か、花が少なく、結果としてさみしい収穫なりました。しかしながら今年は無事にたくさんの花が咲き、とくに摘花もしなかったので、小さめの実がびっしりとつき、まさに豊穣の秋となりました。
キウイフルーツ(kiwifruit)は、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実で、原産地は中国、それをニュージーランドで改良されたものがアメリカに輸出された際にキウイフルーツと命名されたようです。
キウイフルーツは最近、理想的な食べ物として注目されているようです。
キウイフルーツに多く含まれる栄養素は、ビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンE、アクチニジン、ポリフェノール、有機酸などですが、ビタミンCは美肌効果と疲労回復、食物繊維は便秘改善、カリウムは塩分の調節、葉酸・有機酸は貧血予防、ビタミンEは美肌効果そしてアクチニジンはタンパク質の吸収を早めてくれるなど、まさに優等生です。
もっとも、棚の地上高がかなり高いので、手間がかかります、このコロナ禍では孫の手も当てにならず、家人と安全に収穫を楽しみたいと思っています。
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