もう1月も終わろうという朝、雨戸をあけて驚きました。
道路にこそ積もってはいませんでしたが、家々の屋根や庭が真っ白で、青く晴れ渡った空の下、太陽の光でまぶしいほどに輝いていました。
ほんの三日前に出かけたゴルフでは、汗ばむほどの温かさでしたが、この急激な気温の変化にはいささかの驚きと戸惑いを感じてしまいます。
右写真は我が家のシンボルツリーである、クロガネモチです。
このクロガネモチはお正月にかけて赤い実をたくさんつけるのですが、今年はなぜか少ししか生りませんでした。その実も今では例年のようにヒヨドリがすべて食べつくして一粒も残っておらず、白・緑・赤三色の彩は観られません。
でも、そんな中ヒヨドリが傍らで、何か食べ物はないかと、あたりを見回していました。
彩の少ない中、ダイダイの実が目立っています、今年は比較的豊作のようで、家人のジャム、マーマレードやピールが楽しみです。
さらにあたり目をやると、咲き始めたツバキの赤が目に留まりました。半ば雪に埋もれたツバキもなかなか風情があります。
雪椿と言えば小林幸子のヒット曲が思い浮かびます、星野哲郎:作詞、遠藤実:作曲の「・・・・花は越後の花は越後の 雪椿」 です。
ことのついでに調べてみたところ、ユキツバキというのは日本の太平洋側に分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応したものだそうで立派な亜種のようです。
秋に枯れた草花にも雪が樹氷のように付いていて、朝陽に輝いています。
この光に力をもらって、コロナに負けず元気に過ごしていこうと思いました。
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