さきがけは何と言ってもスイセンたちですが、左写真の和スイセンは格別にはやく、1月末の積雪のときにはすでに花開していた記憶があります。
ついで、右写真のラッパスイセン。
下写真は、大輪の園芸種ですが名前はわかりません。
そしてヒメスイセンが開花し、すこしおくれて最後に糸スイセンが遅れてはならじ、、、と追っかけてきます。
右はヒメスイセン、下は糸スイセンの写真です。
そして庭のほぼ中央にある庭石に抱かれたヒマラヤユキノシタが春らしいピンクの花を咲かせます。
この花はその名のとうり、原産地がヒマラヤ山脈周辺で、そのぽってりとした葉はエレファンツ・イヤー(像の耳)と言われているそうです。
左写真のムスカリもその姿を見て心休まりますが、今年は例年になく少し小ぶりで元気がないようにも見えます。
右上写真はサクラソウです。我が家のサクラソウはなぜか黄色です。これは日本サクラソウではなく、西洋サクラソウ(プリムラ)の一種なのでしょうか。
今年はほかの花が早かったせいか、花を見るのが遅く、少々心配していましたが、気が付くと庭のあちこちで元気に咲き乱れています。
当初何種類もの株を少しずつ買っていましたが、いまでは種からの芽生えを家人が庭のあちこちに移植し、おかげさまで、まさにクリスマスローズの庭になっています。
自家受粉のため、交雑して上写真のものが多いですが、それでも白、ピンク、黒などの株が一定の割合で生えています。(下写真)
左上はスノーフレークで、片隅から童話の小人さんが現れそうな、このメルヘンチックな雰囲気もたまりません。
右はヒヤシンスです。ヒヤシンスにはフランスで改良されたローマンヒヤシンスとオランダで改良されたダッチヒヤシンスの2系統あるそうですが、これはどちらかよくわかりません。
左写真はアネモネです。以前はブルー、白や赤もあったのですが、今年はピンク一色になってしまいました。
右は、今年のニューフェース、ネモフィラです。原産地は北アメリカ西部、秋播き一年草ということで今年の春に花咲いて、6月ごろには種をつけて終わるとのことです。
少し栄養過多で、花より葉が多いような、、、、
左も同様にブルーの花ですが、南アフリカ原産の一年草でロベリアです。
ロベリアの花言葉は「いつも愛らしい」「謙遜」だそうです。
たしかにアリッサムは以前庭にはありましたが、色が純白だったのです。この花をよく見ると、少し紫色がかかっています。
代を重ねるうちに何らかの変化があったのでしょうか?そういえばコロナ・ウイルスも、、、
左写真はイワヤツデです。人気の山野草で、小ぶりの鉢で育てられます。
葉の形が ヤツデ に似ているというのが名前の由来だそうで、別名はタンチョウソウ(丹頂草)です。
これはつぼみが丹頂鶴の頭のように赤いことからきていますが、この赤味は花が全開するにつれて消え、最後は純白となります。
右写真は、ジャーマン・カモミールです。カモミールにはもう一種類あって、ローマン・カモミールがそれです。
一般にハーブティーで使うのは、ジャーマン・カモミールのほうで、花弁が小さく、中央が盛り上がっています。
かつては庭のあちこちで見かけましたが、最近ではめっきり少なくなっており要注意です。ハーブティーが飲めなくなっては大変です。
次からは庭木の花です。
左は、サンシュユ(山茱萸)で、あの「庭の山椒(さんしゅう)の木 鳴る鈴かけて」が歌いだしの宮崎県民謡『ひえつき節』で歌われる木です。またこの黄金色の花にちなんで、ハルコガネバナ(春黄金花)とも呼ばれます。
続いて右写真はツバキです。ツバキは椿という感じがあてられているようにまさに春の花です。原産地は日本で、英語の学名がそのままカメリア・ジャポニカ (Camellia japonica) となっている数少ない例です。
左も同様にツバキですが、ピンクのバラと見まごうほどにきれいです。
右写真は、我が家のシンボルツリーである、クロガネモチの根元に群生した、ヒメリュウキンカという野草です。ちょっといい風情ですね。
こういった多面的な美しさを季節の折々に見せてくれる我が家の庭も、家人による日々の丹精あってのことと感謝しています。
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