2022年4月7日木曜日

さいた さいた チューリップのはなが

 いたさいたチューリップのはなが、、、

 赤・白・黄色の三色ではないですが、昨年植木鉢に寄せ植えとした球根が、4月に入ってようやく花開きました。

 芽が出てから花が咲くまでの時間が思ったより長かったですが、すべてが咲きそろうまでの途中も変化があってきれいでした。



 
 今年の春は、三寒四温の繰り返しが激しく、昨年に比較すると1~2週間遅かった感じがしました。

 クリスマスローズも春の日差しをいっぱいに浴びて元気に背伸びしています。

 ことしは白色系のクリスマスローズが少なく、濃色が優勢で、庭の一角が右写真のようになっています。









 左写真は、イワヤツデです。
 10年以上も同じ植木鉢の中から、毎年春の到来に合わせてきれいな花を見せてくれます。左後方に見えている石像は、いつのころからか、この庭に住んでいるイラクサの精です。


 そして右写真はヒマラヤユキノシタで、これも春の常連さんです。
 まだ寒い時期に開花しましたが、どうも時期を間違えたようで、再度元気に咲きなおしました。









 この黄色い花はキンポウゲ科のヒメリュウキンカです。
 我が家のシンボル・ツリーであるクロガネモチの木陰がいこごちが良いと見えて、少しずつ勢力を拡大しています。

 また、春の常連と言えばムスカリを忘れてはなりません。

 でもこのムスカリは結構肥料食いで、今年は少しやせているようですが、一方では冒険心も旺盛で、庭のあちこちに新しい仲間を増やしています。





 ところで左写真の白い十字花弁の花は何でしょうか?
 今まで見かけなかったので調べてみました、なんとルッコラでした。
 昨年家人が植えて、時折料理に添えて出してくれていました。

 特徴的な花で一度覚えたら、物覚えの悪いこの頃でも大丈夫なようです。

 右写真の黄色いサクラソウも所を得たようです。これもクロガネモチの傘の下で、奥に見えるヒメリュウキンカと黄色を競っています。
 黄色と言えば下写真のイトズイセンも負けてはいません。
 今年はいつもより元気なようです。













 黄色い花も多いのですが、青い花も多くあります。右写真は、ヒヤシンスです。
 やってきた当初はもっと華やかだったと記憶しています、年々シンプルに、原種帰り?しているようですが、元気です。










 こちらの花は植木鉢の片隅にそっと咲いています。花は直径5mmもないほどなので、初めのうちは目に留まりませんでしたが、ある時気づいて、よく観ると花束のようになっているのを発見しました。
 花はアリッサムです、時には庭一面に咲くこともあるのですが、今はひっそりと、、、、でした。

 こちらも小さな花です。我が家の入口階段に置いてある植木鉢に、美しく咲いています。

 春に咲く雑草のオイヌノフグリに似ていますが、こちらはれっきとした園芸種で、ベロニカジョージアブルーでグランドカバーとして使われるそうです。











 繁殖力と言えばこのスノーフレークもなかなかのものです。
 ちょうどこの時期、庭のあちこちに群生していますが、今回は小さな花をクローズアップしてみました。
 蕾と相まって、清楚、かつ繊細な感じがよく出ていると思います。

 よく似た花に、スズラン、スノードロップがあります。スズランは我が庭にもあり、少し遅い春を告げますがスノードロップは縁がありません。


 ラッパスイセンです。半逆光で撮影してみました、花弁がきれいに表現されています。

 右写真は、家人が好きなバイモユリです。犬を足元に座らせた、農民夫妻の置物が右奥に見えています。



 最後は、青空を背に白く輝く花をつけたジューンベリーです。
 我が家にやってきて数年経ち、ようやく一人前に育ってきました。
 ジューンベリーは芽吹き、花、果実、そして紅葉、、、と年に何回も楽しめ、木の大きさもほどほどで、人気の庭木だそうです。

 一番の楽しみは何と言っても果実です。
 昨年少量ですが味わいましたが、ベリーと名前が付けられているだけあって、素直な味でした。今年はぜひジャムを賞味したいものです。

 また今年も春がやってきました。
 平和な地で、健康な体で、季節の変化を楽しく受け止めることが出来るのは何と幸せなことでしょう。

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