日差しはもう夏、、、ですが、この時期に我が家で咲く花は白が多いようです。
左写真はナニワイバラで、おもに中国中南部や台湾に自生するつるバラだそうです。
本来は育てやすい、とあるにもかかわらず我が家では苦戦しましたが、今年はきれいな花を見ることが出来ました。鋭いトゲが多いので要注意です、きれいな花には、、、、
右はツツジです。
よく似た花にサツキがありますがそれぞれよく似ていてなかなか見分けがつきません。
調べてみたところ、ツツジは花が大きめ、葉がサツキより大きくやわらか(ツツジは固く光沢がある)、そして雄しべが5本以上あるものが多い、、、とありました。雄しべを数えてみたら7~8本ありましたのでツツジです!!
お次はタツナミソウです。
なるほど花の形が北斎の浮世絵、富嶽三十六景の神奈川沖浪裏に表現されている波の形によく似ています。
シソ科の植物なので、以前はシソの色に似た花があったのですが、何故か今は白が全盛です。
右写真は、存在感抜群のバラ、その名はボレロです。
中央の薄いピンクは春の一番花の特徴で、オールド・ローズの美しさと素晴らしい香りを備えた素晴らしいバラです。
ほとんど病気にかからず、樹形もコンパクトで鉢植えにも適し、四季咲き性も抜群という優良児だそうです。
上写真のように、今、庭のあちこちで我が物顔に咲き誇っているのは、ホワイトレースフラワーです。
何故かドクゼリモドキの和名がつけられているようですが、ドクゼリとはまったく別の属の植物だそうです。
レースフラワーの名前に触発されて写真で表現してみました、右上写真がそれで、なるほど名前の由来に納得です。
次なるは、カシワバアジサイです。
その名の由来となった柏のような葉と先端に三角錐の大きな花をつけることで類を見ない存在感があります。
当初は黄色味を帯びていますが、花が大きくなるにつれて白くなります。原産地はアメリカのようで、日本古来のアジサイとは趣を異にします。
右は、スタージャスミンです。友人からいただいてサンルームの遮光カーテンとして育成しているものです。
ようやくにしてしっかりとして根付き、今年も独特の芳香を楽しませてくれています。
左は我が家のシンボルツリーであるキーウィの雌花です。
ペアの雄の木もありますが、その雄花は観た感じ雌花と変わりありません。
この木は齢約50年になるにもかかわらず、毎年たくさんの実をもたらしてくれています。
今年は気候が良かったせいか、いつもより数が多い感じがします。
右写真は、ノリウツギです。何年か前に友人から頂いたものですが、ここ2~3年元気がありません。
もともと山野にあったものを移植したので、やはり環境に順応できずにいるのかもしれません。
その下にある写真はホタルブクロです。
ホタルブクロとは、キキョウ科の多年草で別名を釣鐘草とも言い初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせます。
和名のホタルブクロは、子供が袋のような花の中にホタルを入れて遊んだことに由来するとか、ホント?
最後に登場したのは、ニゲラです。
ニゲラは学名で和名はクロタネソウです。もともとは南ヨーロッパ地方に自生する一年草で、江戸時代末に日本に入ってきたとされています。
またその種子が香辛料として用いられるのは、別種のニオイクロタネソウで間違えないように要注意!
夏に白い花が多いのは、緑の中で昆虫にアピールしやすくするためと言われています。ニゲラも最初は赤やブルーでも代を重ねると白くなる、、、、というのは有色種は人工的なものだからかも、、、
季節の変化で庭花が次々と変わるのは風情があっていいものです、家人の丹精に感謝です!!!
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