急に思い立って(いつものことですが、、、)、もうすぐ師走だというときに伊勢参りに出かけてきました。伊勢参りの一番の懸念事項は駐車場確保です。この時期、多少緩和されているだろうとはいいながら、少し早い時間(まだ真っ暗)に出発とはなりました。
天候には恵まれ、快晴・温暖とあって、伊勢路を松阪当たりまで来た時に日の出を迎えましたが、その美しさは過日海外に旅行した時に高高度の飛行機の窓から見たそれに匹敵するほどでした。
伊勢神宮には、内宮と外宮の他に14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社があり、これら125の宮社全てをふくめて伊勢神宮というのだそうですが今回は外宮・内宮の参拝です。
伊勢に到着後、とりあえず順序としてまずは外宮から参拝です。外宮は正宮が右側なので、左側通行が原則となっており、上写真の火除橋(ひよけばし、、、かつて参道に家屋が建ち並び、出火が神域に及ばないように、、、)を渡って玉砂利が敷かれた参道を進みます。
正宮(右写真)にお祀りされているのは「豊受大御神」で、内宮の天照大御神の食事を司る神様とされており、衣食住や産業の守護神なのです。
さすがに内宮近くの駐車場は一杯でしたが、左地図の一番上(おはらい町通りの最北端)あたりに駐車することができました。
ちなみに左地図の中央の南北にあるのが「おはらい町通り」で約800mあるのに対し、有名な「おかげ横丁」は中央左に赤く四角に囲った小さな場所です。
何とか駐車場が確保できたので、一休みすることに、、、、
そうです、赤福本店です。場所は左上地図中央にある「おかげ横丁」の向かい側です。
幸い、五十鈴川向きの縁側に席を確保、おいしくいただきました、さすが出来立ては味が別物でした。
一休みして内宮参拝です。おはらい町通りはまだ人通りも少なく、左写真のような景色はあまりお目にかかれません。
こちらは内宮の入口にある、五十鈴川にかかる宇治橋です。大鳥居が太陽を背にしています。
内宮の正宮は左側にあるので、ここからは右側を歩きます。
宇治橋から五十鈴川の上流を望んだ写真です。
この辺りはさすがに暖かなのか、紅葉もこれから、、、、という感じです、空は雲一つ無くきれいです。
左写真は、上流を望んだものですが、この日は暖かく、とても師走とは思えない気持ちの良い朝で、川の水も冷たさが感じられない風情でした。
安全確保のためでしょうか、階段を一歩上ったところからは撮影禁止となっており、何人かの参拝客が衛士に注意されていました。
伊勢神宮には式年遷宮という行事があります。これは20年ごとに、内宮と外宮の正宮や別宮などの社殿を建て替え、約800種、1600点に及ぶ装束や神宝を新しく作りなおす、、、などがあり、文化や技術を後世に伝える役割りがあります。
もっともこの行事がはじまったのは持統天皇4年(690年)からのようです。
内宮の域内には正宮に次ぐお宮である別宮が2か所あります、荒祭宮(あらまつりのみや)と風日祈宮(かざひのみのみや)です。
少し時間に余裕があったので、こちらもお参りすることにしました。
荒祭宮は天照大御神の荒御魂をお祀りしてある第一位の別宮とか、、、、
風日祈宮はその名のように風雨をつかさどる神様がおられるとか、五十鈴川の対岸にお祀りされていますので右写真(撮り忘れたので神宮のネットよりお借りしました)の、風日祈宮橋(五十鈴川御橋ともいわれる)を渡ってさらに進みます。
帰り際の参道を振り返ってみた様子ですこの奥の左手に正宮があります。
ほぼ10時に伊勢神宮を辞しました。
昼食の予約が11時30分なので、おはらい町通りでゆっくりしていきましょう。
ようやくいつもの景色です、この季節の平日、この時間でもこのとうり、でも海外からの観光客はあまり見かけませんでした。
以前に比べると、店はさらに増えているように見受けました。中にはこんなお店も、日本風で、、、、
でもよく見ると、右側の白い漆喰壁にシンボルマークの「ギリシャ神話のセイレーン」さんの鏝絵?がありました!
折角伊勢に来たのに、とても松阪牛には手が出ません、そこで目止まったのが、松阪牛牛鍋コロッケです。
もう1万歩も歩いたでしょうか、少し小腹がすいていたのでおいしく店先でいただきました。
この後あちらこちらを散策したのちに昼食を予約しておいた外宮近くの寿司屋へ、、、、
少し小ぶりで、ネタは特別なものはありませんでしたが、新鮮で久しぶりにおいしい寿司を食べました。
昼食後そのまま帰途につきました。
今回はストレスのない楽しい伊勢参りでした、皆さんのご多幸もあわせてお願いしてきましたョ。
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