これは!!と躊躇なく最後の?ひと箱を手にしました、柿好きの私としてはかねてから干し柿を作ってみたいと思っていたからです。
名前はわかりませんが、多少小ぶりですが健康そうな柿達です。
何よりも嬉しいのが蔕のところが干し柿用にきれいに成形されており、その切り口の見事さは正に熟練者の手によるものとみてよく、ならばきっとおいしい干し柿を期待できる、、、、と思ったからです。
なぜか私は皮むきが得意で、途中で皮を切ることなく最後までむき切ります。リンゴの皮などは、子供や孫が小さい時に皮むき競争をして、その長さが2mにもなるのを見て彼らが目を丸くした懐かしい思い出があります。
2時間弱で皮むきが終わりました、約ボウル2杯ありました。皮もこれこのとうり、一山ありました。
私が育った田舎ではまだモノがない時代でしたので、母たちがこのような柿の皮も日干しにして、料理に入れたり、漬物に入れたりしているのを垣間見た想い出があります。
次いで、50cmくらいに切ったひもの両端に柿を結び付けます。ひもの長さはつるしたときに柿同士がくっついてカビないような長さが必要です。
さてここでカビなどの発生を防止するために熱湯消毒をします。鍋に沸騰した湯を用意し、紐を手に持って10秒ほど浸します。
どうも私はここで時間をかけすぎたようで、おそらく数秒でもよいのではないかと思います。
日当たりがよく、風通しの良い場所で、雨や夜露に当たらないところ、、、、というのでようやく軒下に干すことができました。
もちろん熊さんはよいとしても、鳥や、小動物の来襲にも気遣う必要があります。
でもこうして観ると、、、、綺麗です!!!
右写真は、干し柿が熟成されてゆく様子を撮ったものです。
左が1週間後、このころには表面が乾いてきますので、ゆっくりと手で揉み込んでいきます。最初は少しずつ、時間をかけて中身が均一になるようにするのが良いとか、、、、
右が約2週間後で、水分が抜けて小さくなり、色もかなり黒味が出てきました。
出来上がりは、、、見た目はあまり良いとは言えませんが、味はまずまずで癖のないプレーンな甘さです。
さすがに商品のような味というわけにはいきませんでしたが、また機会あればチャレンジしたいと思っています。加えて作成過程で幼いころのこと、故郷のことなどにも思いをはせることができたのも嬉しいことでした。
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