この季節は、そうです、ニッコウキスゲです。これまで、60年近く毎年「霧ヶ峰詣で」をしてきましたが、ニッコウキスゲの開花時期が少しずつ早くなってきているような気がしています。 で、今年は気温の低い日が多く続きましたのでどうかな?と思いつつも出かけました、7月2日の出発です。
ここは直近スマート・インター化され、藤村の「夜明け前」で知られる馬籠へは目前の距離で便利になりました。
諏訪ICから霧ヶ峰方面に向かうと、しばらくして、これも行きつけのランチ店である「ガムラスタン」へ到着です。昨年はたまたま休業でこのスゥェーデン国旗も見られませんでしたが今回は、、、、OKでした。
店内は天井の高い山小屋風で、あちこちにスゥェーデンゆかりのものが置いてあります。
この店のご主人は日本の北欧料理店の草分けである、北原さんで、東京・吉祥寺からこの地に移転され、今では後継者の息子さんを見守りながらお客さんの相手などされています。 しばらく北原さんと雑談などを交わしてから、、、「いただきまーす」
ここのコース料理はボリュームがあり、ホテルでの夕食に差しさわりがあるほどで、いつも躊躇しますが、でもおいしさには負けてフルコースをオーダーしてしまいます。
上写真左上から、ニシンのマリネとライ麦パン、アボカドの海老サラダとオードブル盛り合わせ、ノルゥエー・サーモンのマリネと燻製、シイタケとセロリのスープ、ホタテのグラタン、牛フィレ肉のステーキ・サラダ付きそして特製デザートの盛り合わせとコーヒー、、、、でした。
一休みして出発です、幸い雨は降っていませんし、ホテルのチェックインまでには時間があるので、ニッコウキスゲの様子を見に大門峠からビーナスラインへと山を目指すことにしました。
きれぎれの雲の中を注意しながら進み、目指す富士見台の駐車場に到着です。
そして、道路を挟んで反対側の山の斜面を登ると、、、、ありました、咲いていました。
いまのところ雨は止んでいますが、気持ちは落ち着きません。明日また来て、ゆっくり楽しむことにして、少し早いですが早々にホテルを目指しました。
例によってビュッフェスタイルですので、誘惑に負けぬよう、強い意志でとる料理の量を抑えたつもり、、、ですが? このあとワゴンサービスのローストビーフが回ってきましたし、デザートもこれからです、、、、 でもおいしいワインでした。
そののちの「蛍狩り」は残念ながら昨年に続き空振りでした。続く梅雨と、2~3日前の大雨で幼虫が流されてしまったのでしょうか、、、、
今日はお昼過ぎまでは晴れ!という予報が出ています。
左写真は朝食です。
朝食後、再度霧ヶ峰目指して出発です。
おなじみの、蓼科山と白樺湖の写真です、この様子では天候は大丈夫でしょう。
残念ながら富士山までは見られませんでしたが、周りの景色は十分なものでした。
でも反面、星空は綺麗で天の川をはじめ多くの星が楽しめました、、、、あれからもう60年近く、光陰矢の如し、、、、
ここでのお休みメニューは、季節外れのシュトーレン、チーズケーキ、コーヒー、牛乳、、、となんとなく定まってきています。
左写真は、南側を見た景色です。
このあたりも富士見台に続いて電気防鹿柵が設置され、ニッコウキスゲ群落の復活が広範囲に見られます。
中央から右にかけての植林が今ではかなり成長したのが見て取れます。
写真左端の中央部分には旧御射山遺跡があります。(諏訪神社の狩猟神事場所)
まだ健脚であったころには、この八島湿原を一時間ほどで一周したものでした。
この湿原は標高1630mにある高層湿原で、約1万年かけて堆積した泥炭層と260種余りの植物群から国の天然記念物に指定されています。(霧ヶ峰湿原植物群落)
八島湿原は七島八島とも呼ばれ、そのいわれは、写真中央に見えている池に浮かぶ島の数からきているそうで、島の数と位置は毎年変わるようです。
まだ夏の花には少し早いと思いましたが、この近くを散策してみました。
左上から、ノアザミです。この地のアザミから「アザミの歌」が生まれました、歌碑もあります。その右はバイカウツギ、花が梅の花に似ています。イブキトラノオ。右端がウツボグサ、花の形が靭(ウツボ・矢を入れる武具)に似ている。
左下から、オオカサモチ(大傘持)白く大きな花は緑の湿原に目立って見えます。ハクサンフウロ、ピンクの可憐な花は足元に咲いています。キバナノヤマオダマキ、花の後ろに角のような突起があります。最後はご存じニッコウキスゲです。
長く続いた梅雨の中、運よく晴れ間に当たり、今年もニッコウキスゲに会うことができました。来年も元気に再会できるかな?
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