オリンパス オートマクロ 50mm F2 と アジサイ
ずいぶん間が空いてしまいましたが、久しぶりに「お気に入りレンズと庭の花 (5)」をアップします。
先回は3月の終わりでしたので、丸々3ヶ月空いてしまったことになります。その間、春の庭花をご紹介しましたが、いまはもう梅雨真っ盛りです。アジサイも終わりの時期に入ってしいましたが、梅雨の花はなんといってもアジサイですので、わが庭に咲くいくつかを撮ってみました。
とはいえ「アジサイ(紫陽花)」は数少ない日本が原産の花です。欧米に持ち出されて改良され、日本に逆輸入されたのがハイドランジャと言われ、球形のものです。日本のものはいわゆる「ガクアジサイ」です。(上写真)
これもガクアジサイです |
アジサイの花の色はアントシアニンの一種デルフィニジンによるもので、これに補助色素とアルミニウムイオンが加わると、青色の花になります。すなわち、土酸性度によって花の色が変わり、「酸性ほ青、アルカリ性は赤」といわれています。ところがわが庭のアジサイはかつて青色だったものも最近ではどんどん赤くなって青色がなくなり、家人を嘆かせています。「柏葉アジサイ」も白です。(下写真)
また、開花から時間が経つにつれ、青色の花も赤味を帯びるように変化します。 すでに花は終わってしまいましたが、庭の片隅にアジサイの親戚である「ノリウツギ」もあります。これは故郷の友人からいただいたものです。最初は白い可憐な花が咲いていたのですが赤くなっています、、、、
ノリウツギ |
六甲山ホテル旧館 |
さらに過日、六甲山ホテルを訪れたときいただいた「幻のシーボルトのアジサイ」といわれる「シチダンカ(七段花)」もありますが何故か今年は花を見ることはありませんでした。
紫陽花の花言葉は「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」など、ずいぶんあります、これも色が多彩に変化するところからきているのでしょうか、、、、
OLYMPUS OM-SYSTEM Zuiko AUTO-MACRO 50mm F2
さて先回お約束のもう一本のオリンパス50mmマクロです。
このレンズはとみに名声が高く、日本の名レンズランキングがあれば必ず10本の指の中に数えられるとされたものです。
F2.0の大口径もさることながら、写りも色乗りもすばらしく、直近にディジタル専用の後継レンズが発表されたのも人気の高さが窺われます。
もちろん今回もマウントアダプターを使ってEOS5Dで撮影しましたが、ディジタルでもそれなりの性能が出ていると思います。
1986年発売で、
焦点距離:50mm
F値:f2
マクロ倍率 1:2
最短撮影距離:0.24m
画角:47度
絞羽枚数:6枚
最小絞り:16
でレンズ構成は図に見られるように7群9枚です。
重量は320gでOMシリーズのカメラには若干重いですが、EOS5Dにはピッタリとバランスが決まります。
このレンズはとみに名声が高く、日本の名レンズランキングがあれば必ず10本の指の中に数えられるとされたものです。
F2.0の大口径もさることながら、写りも色乗りもすばらしく、直近にディジタル専用の後継レンズが発表されたのも人気の高さが窺われます。
もちろん今回もマウントアダプターを使ってEOS5Dで撮影しましたが、ディジタルでもそれなりの性能が出ていると思います。
光は右側から入射 |
1986年発売で、
焦点距離:50mm
F値:f2
マクロ倍率 1:2
最短撮影距離:0.24m
画角:47度
絞羽枚数:6枚
最小絞り:16
でレンズ構成は図に見られるように7群9枚です。
重量は320gでOMシリーズのカメラには若干重いですが、EOS5Dにはピッタリとバランスが決まります。
2 件のコメント:
自宅にそんなにいろいろなアジサイがあるなんて凄いですね。今年は随分あちこちでアジサイを見て・・・却ってアジサイの分類が判らなくなりました。
日本古来の品種にヤマアジサイがありますが、その中に「額咲き」と「手毬咲き」とがあるんですね。
ガクアジサイが西洋で改良されて戻ってきたのが西洋アジサイですが、装飾花ばかりなので手毬咲きということですよね。
アジサイに似た花の植物で、アマチャとか、ヤブデマリとか、ノリウツギやガクウツギ・・・どう分類するのか混乱しています。実物を見ても直ぐには区別できなくなっています。
アジサイは家人が好みで狭い庭ですが、あちこちに植えてあります。ただ本命のブルーがだんだん失われていくのでこれを何とか復活したいと思っています。(メカニズムは解かっているのですから、、、、)
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