寒い日々が続いていましたが、このところ三寒四温で少しずつ暖かい日が巡ってきます。
2・3日前までは葉も見えず、ついに途絶えてしまったかと思っていたクロッカスがあっという間に芽を出し、何事もなかったように例年どうり花をつけました。
小さな花がいっせいに開いているさまは、あたかも小人たちが陽の光の恵みにみなで大はしゃぎしているかのようです。
室内でも家人丹精のランたちが開花を始めました。
さてブートローダーを ATMEGA328P に書き込むには当然ソフトが必要です。「FT232RL、ビット・バン」でネットを探すと大変多くの例が見つかりますが、avrdude を使ったものが多く、初心者が簡単に、、、、というわけにもいかないようです。
arduino の基本構成は一言でいえば左図に示すようにパソコンとのインターフェース(ここでは USB adapter )と ATMEGA328P のような AVR (マイクロチップ) を RESET、TXD、RXDの三本の線で結んだものです。
というのはここで使っている FT232RL というチップは多機能で性能もよく、ニセモノまで登場する始末とかで、業を煮やした製造元がディバイス・ドライバーに手を入れたため本物でないと作動しなくなったようです。
右写真はとりあえずの完成で、小さなブレッド・ボードに USB adapter と ATMEGA328P を載せ、動作チェックのために19番ピン( Arduino では13番)にLEDが接続してあり、いわゆる「Lチカ」ができるようにしてあります。
・ 正規品でないものも市場には多く出ています、もちろんかの国製で、数百円のものもありますが、DIPタイプの ATMEGA328P が搭載されていることはもちろんですが、 USB adapter の部分に要注意です。
ということで、 arduino ボードを自作するお話にそろそろ入って行きたいと思います。
・・・・フランス リヨンのレストランで修業していた2012年初夏の朝、シェフの奥様にいつものようにおはようと挨拶した時、彼女が晴れ渡った空を指して、”Cést pour toi これはあなたのためよ” と言った言葉が素敵で、店の名前を ”Pour Toi" と名付けました。