この店の名は正しくは「老舗洋菓子・純喫茶ボンボン」というのだそうで、戦後間もなくの1949年(昭和24年)の創業、、、ということですから、ことしで74年目ということになります。
写真の右側が老舗洋菓子店でここで販売されているケーキなどはすべて左側の純喫茶ボンボンの地下階で手作りされているとか、、、
この昭和のカオリがする雰囲気が最近とみに人気で、わけても若い人たちが遠くからも押しかけているようで、洋菓子店などは門前に市が出来るほどの賑わいようだ、、、と恥ずかしながら最近になって知りました。
右は同じく店内の様子です。この日は平日の正午前でしたが徐々にお客さんが増えつつありました。
赤い艶やかなビニールシートで覆われた椅子や照明器具などの室内装飾が昭和レトロ?なんでしょうか。
もちろんこの地ではモーニングサービス(ふつう略してモーニング)もありますが、午前10時まででオーダーストップなので今回はランチサービスをオーダーしてみました。
野菜サンドとコーヒーそして果物入りの小さな蜜豆がついています。
いつもならばこれにケーキをつけるのですが、それは家に帰ってからのお楽しみということにしました。
顧みれば、この喫茶店を一番多く訪れたのは何と言っても学生時代でしょう。 往時は機会あるたびに利用し、コーヒー一杯で何時間も粘ったのを今となっては懐かしく思い出します。
上の写真はケーキのメニューで、この日に売られていないものはテープでマークしてあります。そして人気ベスト5は ① マロン、⓶ ボンボン生ロール、③ サバラン、④ ロイヤルチーズ、⑤ 渋皮モンブラン となっていました。
右に示したのは、今回求めたケーキで、左側がサバラン、右側がアメリカンで、いづれも我が家のお気に入りです。
サバランはスポンジが洋酒のカクテルを思わせるようなシロップにたっぷりと浸されていますし、反面アメリカンは、全体が2人前はあろうかという密度の高いボディからなっており独特のフレーバーが病みつきになる、という他では味わえないケーキたちなのです。
そして忘れてはならない逸品がこの生チョコレート・クリームのデコレーションケーキなのです。
幸いなことに私の誕生日には毎年きまってこのケーキが用意されるようになりましたが、これを皆で囲むとき、十二分に至福のときに満たされます。
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