松平東照宮とは徳川家康の始祖である初代・松平太郎左衛門親がこの地に居をかまえ、氏神として若宮八幡をお祭りしたのがはじまりと伝えられています。
その後、久能山東照宮から徳川家康の御分霊をいただきお祀りされてきましたが、松平東照宮の名称は最近になってのこととか、、、、 (左写真)
奥宮には、徳川家康公生誕の折に用いられたという「産湯の井戸」があります。
さいわいに春の雨とて寒くもなく、満開の櫻をはじめ花々の風情も一段と落ち着きがあり、想像以上の雰囲気でした。
今回の楽しみの一つは、直前に新聞で知った ショウジョウバカマ(猩猩袴) の群生を見ることでした。これはユリ科の植物で、花を猩猩(想像上の生き物でお酒大好き、、、ほら能の演題にありますョ!)の頭に、葉っぱを袴に見立てて付けた名前とか、、、、
場所は松平東照宮の正面すぐ近くで、うっかりすると見逃すところにありました。
櫻以外に ツツジ 、ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星
)、アセビ(馬酔木)などがいまは盛りと咲き競っていました。なかでもピンクのアセビを見つけましたが、「これは珍しい、、、」とは家人の言。
(下の写真です。) 入り口にある「東照宮」から上の「高月院」まで約200Mくらいですが、坂の途中に「天下茶屋」という簡単な食事を取ることができるお店があります。
(下の写真です。) 入り口にある「東照宮」から上の「高月院」まで約200Mくらいですが、坂の途中に「天下茶屋」という簡単な食事を取ることができるお店があります。
さらに土塀と花々に沿って坂を上ってゆくと最後に高月院に至ります。
右上の写真は、入り口の門から本道へ上がる参道を見上げたものです。
ここにはもうひとつ楽しみがありました、ミズバショウです。
いつもは5月の連休に訪れる事が多いので、花はほとんど見られませんでしたが、今回ふと気がついて覗きに行きましたが、幸い、少し遅かったのですが今年は寒い日々が続いたおかげで花を見ることが出来ました。
椿の花に彩られたミズバショウも見られました。
少し回り道をした帰りがけに野生のサルの1集団が移動するのを見かけました。動きがゆっくりだった子猿にはシャッターが間に合いました。また山中を走っているときに車に驚いてパニック状態になった、ふとったタヌキが、崖を上りきれずズリ落ちてきた姿に大笑いさせられました。日本の山はまだまだ自然豊かだと感じた一日でした。
2 件のコメント:
松平東照宮というは初めて聞きました。徳川家康が産湯をつかったのは岡崎城の中の井戸の水だったと思いましたが・・・・??
ドウダンツツジのように見えるピンクの花は馬酔木ではないかと思いますが?花の形は凄く似ていますよね。馬酔木の花には白とピンクがあるようです。
ショウジョウバカマの群生が見られたなんて嬉しいですね。
4/23~24はフル参加ですよね。楽しみにしています。
かりやさん
ご指摘のようにアセビの間違いでした。ありがとうございました。
ショウジョウバカマはこの地方ではあちこちで見かけますが(ゴルフコースの途中とか)真面目に群生をみたのは初めてで、なるほどこれが、、、といった感じです。
来週はじめを楽しみにしています。
コメントを投稿