その2は「ツバキ Camellia」からです。我が家には「サザンカ」もありますが、この季節にはもう終わっています。ツバキには日本原産のもの(ヤブツバキなど)と中国、ベトナムなどから入ってきたものがあるようです。
またヨーロッパに渡ったツバキはあたかもバラの花のように華麗に変化したものが多いですが、日本では茶花の侘助のように楚々としたものも好まれるようです。
ツバキは日本女性の美しさのように言われますが、花言葉も「完璧な魅力、女性らしさ、おしゃれ、控えめなやさしさ、完全な愛」などがあるようです。そうですね、資生堂のシンボルにもなっています。
写真では「満開状態のクローズアップ」と「早朝の光に浮かび上がるツバキ」で遊んで見ました。
「ヒヤシンス」は毎年顔を出してくれる常連さんです。左の写真はシッカリ花を付けてくれていますが、右下のそれは花が疎らです。単に痩せているだけかと思ったら、ローマンヒヤシンスと称し?結構人気者のようです。(原種に近い?)
対するはダッチヒヤシンス(オランダで改良された?)とか、、、、ヒヤシンスの原産地は地中海北東部だそうですから、理解できるような気がします。ほかにピンクもあったはずですが、、、、、
ヒヤシンスの花言葉は「運動、競技勝負、悲哀」などとありました。関連性がわかりません???
出典をしらべてわかりました。キーワードは「ギリシア神話、アポロ」です、、、、
左上の写真を拡大してみてください。蜘蛛も春とて活動開始です。
ちょっと大きめの石に身を摺り寄せて咲いているのは「ヒマラヤユキノシタ」です。
その名のとうり、ヒマラヤ山脈周辺周辺(アフガニスタンから中国にかけて)の原産で、毎年元気な姿をみせてくれます。
花言葉に「秘めた感情、忍耐、順応」とありますが、ヒマラヤからの連想そのものです。でも、この花はいつも、見るものを元気にしてくれるような気がします。
少し変わった花を紹介しましょう。「タンチョウソウ 丹頂草」別名「イワヤツデ 岩八手」です。原産は中国東北部、朝鮮半島北部で渓谷・岩場などの湿った場所に生育するようです。花が伸びて咲く様子を丹頂鶴にみたてたのが名前の由来とか、、、また、岩場に生え、葉がヤツデに似ていることから岩八手とも呼ばれています。
花言葉は「気品が高い、愛嬌」とありました。 たしかに花が咲いている様子は凛としていて気品が感ぜられます。
今回の最後は「アネモネ」です。和名を「牡丹一華(ぼたんいちげ)」といいますが、アネモネが一般的です。ちなみに「一華」とは一茎に一輪の花を咲かせるという意味だそうです。
地中海沿岸地域が原産地で、日本には明治時代に渡来し多くの園芸種が生み出されています。花言葉は「清純無垢、はかない恋」
とはいうものの、茎を折ったときに出る汁に触れるとその中にプロトアネモニンという毒性成分があり、皮膚炎や水泡を引き起こすことがあるそうです。
花言葉とはうらはらで、さしずめ「きれいな花には毒がある!!」ということでしょう、くれぐれもご注意あれ。
(続く)
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