今回は「クリスマスローズ」です。例によっていろいろ調べてみました。
原産地はヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアと広範囲に多くの種類が見られるようです。
学名は「ヘレボラス(Helleborus)、キンポウゲ科クリスマスローズ属」という事になっていますが、冬場の花の少ない時期に咲くということと、その可憐さが人気で、かつ交配も活発でいろいろな種類のものがあるようです。
名前のローズは「バラ」とは何のかかわりもなく、単に「クリスマスの時期に咲く、バラのような花」と理解するのが、、、、、、
このクリスマスローズの学名である Helleborus は、ギリシャ語の helein「殺す」と bore「食べ物」に由来しているらしく、毒を持つ植物であるということが分かります。 クリスマスローズよ、お前もか、、、、
このクリスマスローズの学名である Helleborus は、ギリシャ語の helein「殺す」と bore「食べ物」に由来しているらしく、毒を持つ植物であるということが分かります。 クリスマスローズよ、お前もか、、、、
このようなギリシャ語の語源をたどるとき、なんとなく「大いなるドラマ」を連想してしまいます。 ただ直接食さなければいいようで、薬草として用いた、という説もあるようです。
クリスマスローズの花言葉としては、「追憶」「スキャンダル」「私を忘れないで」「慰め」などあるようですが、庭に咲く花を眺めているとそれぞれの花言葉に納得してしまうほどイメージが重なります。
さて我が家の庭には、家人の丹精によって、この花があちこちに咲き乱れます。かつて植えた庭木もほどほどに成長し、クリスマスローズにとって心地よい半日陰もそこかしこ、、、、、そして花咲き、実り、種がこぼれ、毎年季節には可憐な花々を楽しむ事が出来ます。
花の色は白、ピンク、濃い紫(上写真)などありますが、何代も世代を経たものは、例にもれず中間的な色になっていくようです。 また我が家には、少し変わったクリスマスローズ「フォエチダス(フェチダス)」もあります。
フォエチダスはイギリスはじめ中・西部ヨーロッパに自生しており、木立クリスマスローズとも呼ばれ、高さ40cm〜1mになる有茎種のヘレボラスとのことで、花は小さめで地味な、薄緑の釣鐘のような花をつけています。
クリスマスローズはその名前、姿、花言葉などどれをとっても穏やかなやすらぎを感じさせてくれます。
こんな季節に庭へテーブルといすを持ち出し、家人とランチをとる時間はまさに至福です。
(続く)
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