2019年8月5日月曜日

猛暑で我家の標準時計がダウン

 連日の猛暑で、我家の標準時計がダウンしてしまいました。

 標準時計とはいっても単なる電波時計ですが、十数年まえに何かの記念で家族が買ってくれたもので、私の研究室?に掛けてあり、事あるごとに視線をやり、重宝していました。
 それが突然停止(秒針が止まっている!)しているのに気づいたのです。




 秒針付きの時計は、やはりラジオの時報とともに、秒針が真上を指さねばならず、このためには電波時計である必要があるのです。

 電波時計とは、時計内のラジオで右図に示される、電波送信所のどちらかの標準電波を受信して、誤差を自動修正する機能を持つ時計のことです。

 と、いうことはラジオが故障したのか、時計機能がダメになったかのどちらかでしょう。そんなことを考えながらさっそく分解です。


 最初にすべきは、時計の裏面、左写真のように外周に沿った6本のネジを外します。すると時計本体とガラスケースの2つに分離されますから、下右写真のように秒針、分針、時針と順に外していき、最後に写真右下にあるように、丸型の雌ネジを外します。



 下左写真はこれまでの作業を終えた時計を改めて正面から見たものですが、写真中に赤丸で示したあたりの、文字盤(紙?)の下に4本のネジがあり、これも外します。





 下右写真はこの様子を示したものです。




 


 ようやくにして、電波時計の内側が見えるようになりました。(左写真)

 上部には標準電波を受信するためのラジオ部、中央には時計部、両サイドには単3電池を格納する電池ホルダーがそれぞれあります。

 この段階で、何か異変がないか、眼を皿のようにして子細に観察しました。
 ありました!!左写真の左側の赤丸で示した電池ホルダーの端子が緑色に変色しています。まさに典型的な乾電池の液漏れです。



 乾電池の液漏れは、液体が内部から流れ出るような極端な例だけではなく、正常な発電プロセスの中で発生するガスが、電池の内部圧力が高くなりすぎないよう外部に放出させる場合にも、内部の電解質をも漏れ出させてしまうことがあり、端子や電線を腐食させてしまいます。

 右写真は、腐食した部分のクローズアップ写真です。

 左写真上は腐食した乾電池ホルダーの端子、下は腐食部分をヤスリ掛けして電線とのはんだ付けをやり直したものです。
 あとは先ほど述べた分解プロセスを、注意深くさかのぼって組み立てを完了すればOKです。
 一抹の不安はありましたが、電池を入れ替え、リセットをかけたら、無事に何事もなかったように時を刻み始めました、やれやれ、この程度でよかった、、、

 乾電池の液漏れはなかなか避けられないようで、対策としては
1. 使い終わったら電池を抜いておく 2. 長く使うような機器には信頼性のありそうな電池をつかう  くらいでしょうか。
 
 ここで家人からの一言「さっそくブログに書かなきゃね!」

2019年7月24日水曜日

有松へ出かけてきました

 有松へ出かけてきました。
 有松は名古屋市の南東、あの桶狭間の古戦場のあるところで、旧東海道53次の40番目の宿、鳴海の東隣にあたります。

 この有松・鳴海の地は、江戸時代以降、国内における絞り製品の大半を生産していたことで知られており、あの有名な歌川広重による版画「東海道五拾三次之内 鳴海 名物有松絞」にもその存在があります。


 もともとは名古屋城築城のために九州の地から来ていた人々が着用していた絞り染めの衣装にヒントを得て、当時生産が始められていた三河木綿に絞り染めを施した手ぬぐいを東海道を行きかう人々に土産として売るようになったのが始まりといわれています。

 さらにこの産品を御三家である尾張藩が、有松絞りの保護のため有松の業者に絞りの営業独占権を与えたことから、明治になって日本各地で絞りが生産されるようになるまで有松は繁栄を謳歌したのです。


 この有松地区の東海道沿道(名鉄 有松駅の南側約数100m)は、卯建(うだつ)を設けた和瓦の屋根、塗籠造(ぬりごめづくり)、虫籠窓(むしこまど)といった特徴を持つ伝統的建築物が町並みを形成しています。

 これら絞商の豪壮な屋敷構えと、絞りに関わる人々の住む町家が混在して建ち並ぶ特色ある町並みが評価され、国が選定する「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれていますし、20195には、「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松」として、文化庁より『日本遺産』に認定されています。


 右は西側の服部家「井桁家」から分家した絞り商「井桁一」の建物(明治28年)で、金属製の丸棒がはめられた二階の窓は「虫籠窓」です。

 下の写真は服部家「井桁家」で、この町では数少ない卯建(うだつ)のあがった家です。

 また、下右写真はもう一軒の卯建(うだつ)のあがった家、「小塚家」で、卯建の構造がよくわかります。















 町並みの家々の瓦屋根には興味深いものが多くありました。

 右写真上左は、山田与吉郎家の軒瓦で、「山ヨ」マークがあります。

 同じく上中と上右は、棚橋家で鷹?と鐘馗様

 下左は、竹田嘉兵衛商店にある、明治時代のガス燈

 下中は、同商店の屋根組

 下右は、岡家の屋根の裏側に見られる、漆喰で塗られた波型の軒裏


などなど其々がいろいろこだわりを持っていたのがわかりました。

 この古い町にもご多分にもれず立派な山車(だし)がありました、「布袋車(東町)」、「唐子車(中町)」、「神功皇后車(西町)」の3台の山車です。

 これらは、有松の氏神様、有松天満社の秋季大祭に曳き出されるとのことで、左写真左は「唐子車(中町)」の山車庫です。

 右は有松山車会館と言って上記の山車を毎年順にひとつづつ展示する場所だそうです。(東町、西町の山車庫は観られませんでした。)

 広報資料から有松天満社の秋季大祭における上記山車の様子を知ることができました、さすがに立派なものだと思いました。

 左から「布袋車(東町)」、「唐子車(中町)」、「神功皇后車(西町)」の順になります。

 まちを歩いていてふと見上げるとお医者様の看板も、おおーアンティーク!!

 でも古いものだけに拘るだけではなく、絞りは新しいものにも挑戦しているようです。


 右写真には提灯に絞りのカバーが掛けてあります。

 照明器具の名は「Shizuku(しずく)」でこの会社はドイツのデュッセルドルフに本社があり、この製品はヨーロッパに輸出され好評だとか、、、
 

 冒頭にあるとりどりの絞り手拭いに惹かれて訪れた店は、なんと過日東京の伊勢丹で開催されていた絞りの出店で出会った絞り職人(工芸家)さんの店でした。

 その時彼もドイツに行って勉強しているとのことで、先程の話とつながりました。

 上にある代表的な有松絞の柄を生かした手拭いがことのほか新鮮に見え、さっそく家人がお買い上げ、、、「右)

 荒川叶江(arakawa kanae)さんという作家さんの「雁木杢目絞り」で、藍と柄がうまくマッチして、どこか凛とした美しさを感じます。


 そののち少し早めの昼食を寿限無といううどん屋さん」で摂りましたが、この店は、皿うどんが得手のようで、「梅ころ」と「天ころ」をオーダーしました。

 わずか半日の有松訪問でしたが、中身は充実していました。

2019年7月14日日曜日

新しいパソコン(EPSON Endeavor AT992E Corei5 4440)の立ち上げ

 先々回のブログで、NECの一体型パソコンMATEの蘇生を紹介しましたが、来年1月に到達する Windows 7 のサポート期限終了についていろいろ考えを巡らせていました。

 あわせて手持ちのパソコンのスペックなどを吟味して、来たるべき Windows 10 時代(Windows 10 もこの春 1903 バージョンになって安定したとも言われています)への打つべき対応を考えていました。

 現用パソコンのCPUは
 Core 2 duo E8600 3.33GHz (2008発売) 、Core i5 680 3.6GHz (2010発売)と、その時点では最高ランクのCPUではありましたが、Core i5 680は、Core i5シリーズでは初代であり、この2019ではなんと第9代目の製品が発表されています。

 技術の進歩とともに、毎年のように発表される製品に追従する必要はありませんが、HDDをSSDに換装することで、ブログの閲覧、電子メール、OFFICEによる書類作成などでは何ら不自由を感ずることなく、ボーッと過ごしてきたことも事実です。

 そんな中、最近の情勢を学習するつもりでのネット・サーフィンで格好の出物を発見しました、左上写真にあるEPSON Endeavor AT992E Core i5 4440 です。いろいろ調べた結果、約5年前に発売されたもので、CPUは第4世代のCore i5 4440 (2013発売)が搭載されています。
 同じ型のものが何台かでていましたので、どこかの会社または組織からの出物で、その証拠にメモリとHDDはなし(OSなし)ということでした。


 それゆえか価格は極めて、極めて廉価で入手でき、Core i5 4440を単品で購入するのと同じくらいでした

 上写真はリア・パネルですが、驚いたことに、RS232C端子のみでもありがたいのに、その左横の赤い細長い端子はプリンタ・ポートとも言われるパラレルポートですし、中央下部の緑と紫の端子はPS2でしょう、これらのレガシーポートと呼ばれるものは最近のパソコンではほとんど見られませんが、電子工作好きの私にとってはこたえられません!!。

 それもそのはず、2018に発売されたEPSON Endeavor AT994E の紹介ページには、「AT900 シリーズの歴史」というのがあって、2004~2018までの14年間、ケースサイズとインターフェースは変えていません!!と豪語?してありました。

 また DVD Multi Drive はもちろん、左写真にあるUSB3 x2 のPCIカードも装備されていました、ラッキー!!


 さっそく内部のチェックです。状態は数年間使われていた割には、想像していたよりきれいで、コンデンサなども特に異常は見られません。
 写真の左下に見られる、メモリスロットは2本とも空ですし、HDDもなくすべて想定内です。

 メモリはPC3タイプの4GBを2本、HDDは120GBのSSDをそれぞれ手持ちの中から用意しました。(左写真)


 慎重にマウス、キーボード、ディスプレイそして電源コードを接続したのちに電源スイッチを押しました。

 少し時間をおいて、右写真上のようにディスプレイ中央部にEPSONの文字が映し出されてすぐに消えました。ここからBIOSに入らねばなりませんが、エントリー・キーがわかりません、いろいろ試した結果Deleteキーだとわかりました。
 
 再度最初からやりなおして、EPSONの文字が現れた瞬間にDeleteキーを押した結果、右写真下のようにBIOSに入ることができました。ここからこのコンピュータの詳細を知ることができ、またいろいろな設定をすることができますが、このコンピュータが正常であることがわかり一安心です


 さっそくBIOSでBOOT順序を、1. DVD Multi Drive  2. HDD と設定してOSのインストールです。とりあえず勝手のわかったWindows 7 64bit を入れてみました。(左)

 次のステップは、各種ドライバーの設定ですが、何よりもインターネットへの接続が最優先でこれさえできれば後は簡単です。

 インターネットが使える別のコンピュータを使って、ネットで「EPSON AT992 ドライバー」と検索をかければ目指すドライバーが入手できました。

 、、、、といういことで、思わぬ機会に恵まれて、我が家のメインコンピュータを少しだけ若返らせることができました、あとはアップグレードした Windows 10 に馴染んで世の中に遅れないようついていきたいと思います(もちろんサブ機の Windows 7 も残して)

 ちなみにこのパソコンの Endeavor という名前は、努力とか精進という意味だと思いますがぜひ私もあやかって、、、、


2019年6月30日日曜日

連日の東京ランチ

 久しぶりに東京に出かけてきました。
 今回はたまたま連泊で、2回ランチに出かける機会がありましたので、メモ代わりにブログを残しておきます。






 最初は東京駅近くの、新丸ビル7Fにある「欧風小皿料理の沢村」です。
 新丸ビルもかつての丸ビルを知る者にとっては、わずか外観の下階部にその面影があるとはいうものの、中に入ると別世界です。

 右上写真は、エスカレータで7Fに上がる途中、振り返ってみた景色です、すばらしい!!


 






 目的のフロアについてから、迷路のような経路をたどってようやく到着です。お店の看板は意外に?洋風で、ランチメニュを記した黒板もイタリアン?

 左の店内写真はお店のホームページから拝借したものですが、私たちが到着したのは平日の11時半だというのに、ほとんど満席状態で、案内されたのは外側テラスにあった最後の席でした。


 さいわい天気予報に反して雨も降らず、気温も涼し目で快適でした。
  この沢村は、丸の内店こそ「欧風小皿料理 沢村」と称していますが、他の軽井沢をはじめとする各地の店は「ベーカリー&レストラン 沢村」となっています。

 このことは沢村の起源がパン屋さんであることを示しており、あとで食したパンは絶品でありました。

 私たちはメニューから
・ニース風サラダ
・豚肩ロースの黒ビール煮込み
(以上は左写真)
蟹とアボカドのクリームソース タリアテッレ
・若鶏もも肉のロースト サルビチャーダソース
を注文しました。




 それぞれの料理に山盛りのサラダ(ニース風サラダにはスープ)と、ご自慢の自家製酵母パンが付き十分な量がありましたが、おいしさにつられてパンをもうひと籠おかわりしてしまいました。(ひと籠で4人分)


 つぎは西荻窪にある「Re:gendo(りげんどう)」です。西荻窪の駅で下車、南側の細い商店街を通り抜けたところにあります。

 見上げるとダンボ君がこちらを見ていました。(左)

 











 上の写真もお店のホームページから拝借しましたが、面した路が狭いので、とてもこんな景色には気が付きませんでしたが、たしかに入口のメニュー立てはしっかりと記録してありました。

 この「Re:gendo(りげんどう)」は島根県にある、「石見銀山生活文化研究所」の「石見銀山 群言堂」が経営しているようで、この会社の趣旨は、
暮らしの中で受け継がれてきた、心ある「衣・食・住・美」のあり方を追求し、そんな日本の美しい生活文化にもう一度光を当てて、「復古創新」を合言葉に、古きを活かし、時代に合った進化を続けて、ものづくり・ことづくりを次世代に伝えていくことに取り組んでいく」、、、とありました。


 たしかに、昭和初期、西荻窪に建てられた文化住宅を丁寧に修復し、石見銀山 群言堂」が考える暮らしを東京で発信する場としたのはうなずけますし、店内では食事、生活雑貨、里山の植物で染めた衣服などが売られていました












 店内は外観と同じく、当時のままに再現されているようでした。

 さて、ランチ(ここではあえて「お昼ごはん」とありました)は「むすび膳」と「にぎり野菜寿司膳」の2種類のみでした。

 お店を出て、どうだった、、、?の問いにしばし考え込んでしまいました。
 このお店の趣旨は十分に理解できますし、映画の「東京物語」や最近の「ALWAYS三丁目の夕日」のシーンにノスタルジーを感ずる若い人たちはともかく、そんな景色の真っただ中でつらい毎日を送ってきた私たちにとっては、、、、でした。

 でも久しぶりに上京して、ある意味対照的なランチを味わえた週末は楽しい時間が過ごせました。

2019年6月19日水曜日

一体型パソコンNEC MATE の蘇生

 Windows 7のサポート期限は2020114日ということで、あと余すところ半年余りとなってしまいました。

 来たるべきWindows 10の時代に備えていろいろ考えていましたが、手元にある一体型パソコンNEC MATE(PC-MK26TGFCC)に思い当りました。

 このパソコンは友人が新しく買い換えた際に、本体のみもらって手元に置いていたものです。

 発売は2011年5月と8年も前のものですが、ディスプレイ一体モデルで、場所をとらないのが売りでCPUも Core i5 480M と、1世代モバイル(ノート)向けの省エネタイプで、速くはないですが、Web閲覧やあまり重い作業をしないならそれほどストレスなしで使えそうです。








 このパソコンは拡張ディスプレイが接続できそうなので、今私が注力しているZ80などのレトロマイコンの開発環境のいろいろな作業をするにも便利そうで、場合によってはOSを LINUX に乗せかえれば十分に使えるのではないかと考えました。





 さらには、古いパソコン使いにとってありがたい、いわゆるレガシーポートが備わっています。
 これらは現在ではほとんどがUSBポートで済んでしまうため、あまり使わないポートですが、古い機器を持っていたり、安定していたりするので私はいまだに重宝しています。

 すなわち、シリアルポート( RS232C )、パラレルポート( プリンタ・ポート)、PS/2ポートがそれにあたります。(右図)

 さてこのパソコンは我が家に来たときはHDDが取り外してあり、本体だけだったので、手持ちのSSDを用意し、OSからインストールを始めねばなりません。
 さらには、このパソコン専用のインストールディスクもありませんので、もともとインストールされていたものと同じ、手持ちの汎用 Window 7 Pro を使いました。(プロダクト・キーのシールは本体に張り付けてありました)

 インストールディスクを光学ドライブにセットし、立ち上がりでファンクションキーF2を押し、BIOSを立ち上げ、「最初に読み込むブート・デバイスに光学ドライブを指定」すればあとは成り行きで Window 7 Pro がインストールされます。

 ところが立ち上がった画面の解像度が、1280X800で、本来の1440X900に変更できません、、、、あ、デバイスドライバを入れなくては、、、、汎用インストールディスクでは各メーカで特化された機能は出せず、専用のデバイスドライバが必要なのです。

いろいろ探した結果 NEC Global のホームページから
 ホーム製品パソコン/ワークステーション/タブレットビジネスPC(法人向け)ドライバ・ソフトウェア とたどり、
 Win7 ドライバのところにある「Windows 7 32ビット用(2010年以降に発表されたモデル)Mate / VersaPro」 で目的のデバイスドライバにたどり着きました。

 上表に見られるようにディスプレイのドライバもありました。(各ドライバのセット方法はダウンロードしたファイルの中に詳細な説明があります。)
 
 さっそく2つのディスプレイに表示する、拡張モードを試してみました。

 左が本体で1440X900の解像度、右が増設したIIYAMAの1920X1080でGOOGLE CHROMEの表示を2つのディスプレイにまたがって表示させたところです、うまくいきました。

 これで Window 7 Pro が動くようになりましたので、あとはこれを足掛かりに Window 10 へのバージョンアップをすればいいですし、場合によっては LINUX をインストールしてもいい体制ができました。









 ついでながら、パソコン本体からディスクへの接続ケーブルを外側に引き出して、上写真のようにアルミ板の切れ端で作った本体裏側のホルダにセットした、HDDやSSDに接続できるようにしました。

 こうすることで、何種類ものOSをインストールしたHDDやSSDを簡単に交換、使用することができるようになりました。

 最後にパソコンのプロパティを示しておきますが、まあまあだと思います。
 これでこの古いパソコンも、もうしばらく使えそうです。