今朝は少し陽は射しているとは言うものの昨日と違って天気は下り坂の予報です。
今回の高山は高山駅の東、宮川にかかる赤い橋(中橋)の右上(左地図の少し色が濃い部分)にある高山市三町伝統的建造物群保存地区を主体に散策しました。
駐車場は少し遠かったのですが、空町駐車場を選択しました。行ってみて気づいたのですが、写真のように図書館の駐車場でもありました。
この建物は煥章館(かんしょうかん)と呼ばれ、2004年(平成16年)に明治時代初期に建築された洋風木造建築である高山煥章小学校の往時1876年(明治9年)の姿を鉄筋コンクリート造りで再現したものだそうです。
このあたりは国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、観光客の多いところです。
とりわけ高山祭りは大混雑で、友人が車で出かけたけれど駐車場が無く、町の外でコーヒーだけ飲んで帰ってきた、、、、などという話しも聞こえてきます。
甘い物好きの私たちが真っ先に目をつけたのが老舗の落雁屋さんです。
写真左下はここで売られている落雁で、飛騨国分寺の瓦と銀杏をあしらった、かわいい一口サイズです。
蕎麦も高山ではおいしい食べ物のひとつですが、職人さんの蕎麦うち姿が通りから見られるのも風情です。
10月も終わりのここ2・3日はずいぶん気温も低下してきましたが今日も例外ではありません。
地酒の試飲なる看板が誘っています。
家人は店の中へ入り、早速オーダーですが「運転手はダメ!」の一言、、、、写真左下の小さなカップ一杯で¥100です。
「森のみ」と言う小さな看板を鉢植えのコスモスの傍に見つけました。山野で採取した木の実や小枝で作った雑貨が売られていました。
山家育ちの私にとってこれと言ったものはなかったのですが、そこそこお客さんがはいっていたのは都会からのお客さんが多いのでしょう。
お店のお兄さんがいいものをあげましょう、、、、といって小さな小枝を切って手渡してくれました。爪楊枝などに使うクロモジの小枝で傷つけるといい香りがするのです。さっそく木枯らし紋次郎よろしくわえ歩きです。
奥に見えているのは屋台蔵でここに収蔵してあるのは五臺山(ごだいさん 五台山)です。
道端に赤い鋳物製の消火栓を発見しました。デザインも町並みにあわせてあり格好のアクセントになっています。
人通りは増えることはあっても減ることは無い様子です。
外国からのお客さんもかなりの割合です。
「本日お休み」の札が下がっているお食事処の入口の飾り物です。
街燈籠の傍に来年の蕾がついたシャクナゲ、手筒花火の筒に挿した赤い唐辛子そして稲藁がまとめてありました。
家人のお目当ての味噌・溜まり・醤油を扱っているお店に入ってあれこれ品定めしているとき、何か視線のようなものを感じてふと外を見ると人力車が止まっていました。
間髪をいれずシャッターを押していましたがあとで確認すると外国人らしい乗客が店の中を見ていたようでした。
この通りは木や花を育てている家々が多く目を楽しませてもらえますが、この家は琉球朝顔でしょうか、小さなプランターで立派に育てられています。
下写真は赤い中橋近くで見つけた屋台蔵です。
左は屋台蔵を見上げたもの、右はネットから得た、そこに収蔵されている上三之町上組の恵比須台(えびすたい)です。
高山祭は、春の山王祭と秋の八幡祭の総称です。
春の山王祭は、高山市南半分の氏神様として崇められる日枝神社(山王様)の祭事として4月14・15日におこなわれ、又秋の八幡祭は高山市北半分の氏神である桜山八幡宮の例祭として10月9・10日におこなわれます。
これらのお祭りには12台ある屋台がそのきらびやかさを競うのです。
赤い中橋が架かっているのは高山の街の中央を南北に流れる宮川です。
右写真はこの橋の上から下流の筏橋方向を観たところです。
高山と言えば、有名で人気の宮川朝市は筏橋の次の次、国道158号線に架かる鍛冶橋の下流・右側で開かれます。
御旅所は、神社の祭礼などにおいて御神体を乗せた神輿が巡幸の途中で休憩または宿泊する場所なので、これ幸いとお参りした後、遅くなった昼食を摂るために高山を後にしました。
今回は幸いよい天気に恵まれ心休まる小旅行ができました。
やはりツアー会社の旅に比べ、時間が自由になるマイカーでの旅のありがたさを実感しました。
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