今年は記録破りの5月中旬の梅雨入りとか言われていましたが、下旬に入って雨も一段落、梅雨の晴れ間となっています。
庭のサツキもいよいよ出番、、、、それも当然、名前の由来は5月(皐月)に咲く花からきています。この花は万葉の昔から「岩つつじ」として歌集に登場していたとか、、、
ツツジが4月ごろ開花してから葉が出るのに対し、サツキは葉が生えそろったいまの5月に開花します、濃い緑に花がほど良く映えています。
一方こちらはジャスミンの花盛りです。古く親しい友人からもらったもので、ゴーヤーなどの緑のカーテンに代えて育てていたものがようやく様になってきたのです。
このブログをアップするに際して、少し調べてみました。このジャスミンはスタージャスミンと言われるもので、中国、台湾に分布するキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑性つる性低木だそうです。
通常のジャスミンがモクセイ科ソケイ属で、原産はインド・ヒマラヤ・カシミールとされていますので似たような名前ではあるものの別種です。
そしてもう1種類狭い庭に我が物顔で咲き誇っているのは、南東ヨーロッパから中央アジアに分布する、セリ科オルレア属のオルラヤ・ホワイトレースです。
我が家の庭がよほど気に入ったのか、年々増加していますが、白いレースのような繊細な花は、この時期同時に咲くバラなど多くの色合いの花とよく調和するようです。
これから本格的な梅雨になれば、似合う花はアジサイでしょう。
左写真は庭の片隅に咲いているヤマアジサイです。
ヤマアジサイ(山紫陽花)は通称ガクアジサイとも呼ばれる原種に近いアジサイで、華やかさや豪華さでは園芸品種の大ぶりなアジサイには譲るものの、より自然な魅力があり、その可憐な花姿や小ぶりな樹形から根強い人気があるようで、花の色の変化も見逃せません。
ヤマアジサイ(山紫陽花)は通称ガクアジサイとも呼ばれる原種に近いアジサイで、華やかさや豪華さでは園芸品種の大ぶりなアジサイには譲るものの、より自然な魅力があり、その可憐な花姿や小ぶりな樹形から根強い人気があるようで、花の色の変化も見逃せません。
右写真はガクアジサイの仲間、墨田の花火です。
もともと横浜のとある民家の庭で育てられていたものを園芸種にしたもののようで、花は白から次第にほのかな青色になっていきます。
名前の「墨田の花火」は花火のように星形の花が飛び出すような様子を隅田川の花火大会にたとえたものだそうです。
我が家にはこのほかに何種類かのアジサイがあるのですが、寂しいことに今年はなぜか花をつけていません。
コロナに梅雨と、何となく重苦しい日々をこれらの花々に慰められているような気がしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿