2014年7月26日土曜日

北欧へ (6) オスロオペラハウスへの早朝散策

 今回の旅行は当初の心配に反して、北欧に来てからもさいわい順調な日々が続いています。加齢のせいか夜も比較的睡眠をとることができ、朝も予定時間(朝食の1,2時間前)には目覚めることができています。

ネットで見つけた真夏のオペラハウス








 ということで、今朝もオペラハウスにむけて散策をすることにしました。上図のようにそれほど遠くないので30分もあれば足りましょう。


 オペラハウスのような大きな被写体はなかなかいい撮影場所がないので、ネットから引用しました。このシーンだと「海に浮かぶ氷山」というコンセプトがはっきり理解でき、特に海との境界が絶妙な感じです。

 私たちは右上写真の手前スロープを歩いて最上部まで登ろうと思い立ちました。

 上写真はホテル前の電車通りです。昇り始めた陽が駅前ビルの上部を照らしています。

 その反対側(西側)にあるオスロ大聖堂の尖塔も朝日を浴びて輝いています。比較的早朝のせいなのでしょう、人影はまだ疎らです。

 駅に向かって少し歩いて振り返ると、私たちのホテルも光っています。こうしてみるといい場所にあったんですね!








 駅のすぐ西横を南に向かうと、工事中の緑地にある、モニュメント上の二人が日の出を眩しそうにみていました。

 そしてその向こう側にはオペラハウスが見えています、意外と近い感じです。
 
 オペラハウスに到着して、対岸にあるホテルらしい建物を見ています。歴史と文化に裏打ちされた風情はまさに「北欧」ですし、そして今日の晴天を予測するような空の色も、海面に映った影もみな美しいです。



 目を転じて北の方角を見てみました、中央少し左上にホテルが光って見えています。前方白い建物の向こう側が、オスロ中央駅になります。
 また下側に見えているいくつかのパネルは、上演予定のオペラを紹介するパネルです。



 左写真はスロープを登り始めて、中段あたりで下方を見た写真です。見下ろしてみると思ったより勾配が感ぜられますが、白い大理石のブロックの表面は適度に凹凸がつけられ、すべるようなことはありません。
 太陽を真後ろにして影が長く見えています。

 さらに登って、南東の方角を見ています。先方の低い山の方角にムンクのアトリエがあったと昨日聞いたような、、、、





 左写真で、南側の海面に見えるガラスでできた小さな氷山もこのオペラハウスとセットでデザインされているようです。
 




 さらに遠く南方にはオスロ港入口がみえ、右下は先ほど説明した小氷山です。



 そしてスロープの最上部にきました。先端に向かうにつれて、大舞台に望むときの緊張感のようなものを感じました。
 いいデザインは遠くから見ても、その間近にいてもすばらしい。

 ホテルへの帰り際、工事現場で家人が声をあげました。「あ、ムンクがいる!!」なるほど、オスロでは工事用のブロックにもムンクの「叫び」が、、、、

 また再度駅のそばを通りかかると人の背丈ほどもある巨大なブロンズのトラがノッシノッシと闊歩しています。オスロは本当に面白い街です。



 ホテルに帰着し、急ぎ身支度をして朝食に出かけました。
 欧米のホテルによくある建物の中央全体が吹き抜けになっている様式で、右写真のようにガラス張りのエレヴェーターでレストランに向かいます。

 もちろんビュッフェスタイルの朝食ですが、ずいぶんモダンな感じがします。食卓は奥に見えるピンクのナプキンが見えるところです。



 北欧料理では前評判どうりニシンなど魚類の酢漬けがさっぱりして食べやすいと思いましたが、右写真のように何種類ものバリエーションがあり楽しめました。

 他のモノはインターナショナルなお馴染みの味です。

 さて今日はオスロからフィヨルド地域までのバスの旅です。
 今回の旅程の中では、唯一最もハードな一日なのでしっかりと腹ごしらえをして出かけましょう。

2 件のコメント:

かりや さんのコメント...

トルコとは全く違った都会風景を楽しませて貰っています。なかなかフィヨルドの絶景が出てきませんね。船から眺めるのかと思いましたが・・・最初の船は大型フェリーによる移動と宿泊だけだったようですね。次回を楽しみにしています。

悠悠櫻 さんのコメント...

ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今回はサラッと済ませようと思ったのですが、ついつい深みにはまってしまいます。
 このままでいったらいつ終わるのか、考えるだに恐ろしい、、、、
 とは言いながら旅行を帰ってからも楽しんでいるということでしょうか、リラックスして続けますので、また覗いてやってください。