スウェーデン(スウェーデン王国)は人口約960万人、ストックホルムのそれは約90万人です。
この地での予定はこれから左地図の左下にあるドロットニングホルム宮殿を観光し、図の上方にあるホテルで一泊します。
明日は図の右下にある市庁舎およびガムラスタン(島)を観光し、夕方船でフィンランドのヘルシンキに向けて出帆です。
写真の枚数が多いので今回のブログはドロットニングホルム宮殿と市庁舎とし、ガムラスタンは次回とします。
スウェーデン語で 「王妃の小島」 を意味するドロットニングホルム宮殿は、ストックホルム郊外のローベン島にある離宮です。
1686年に完成したこの宮殿は、庭園にバロック様式を採用して「北欧のヴェルサイユ宮殿」として有名です。「王妃の小島」の王妃は、嫁ぎ来てこの宮殿をプレゼントされ、さらに手を入れ洗練した、プロイセンの王女ロヴィーサ・ウルリカのことなのでしょうが、なにせこの時代の王朝史にはくわしくないので、、、、
さっそく宮殿とご対面ですが、さすがに凜とした雰囲気が漂います。(上)
1991年には、ドロットニングホルム宮殿を含む王領地がユネスコの世界遺産に登録されています。
宮殿の目の前に広がるメーラレン湖をストックホルムからの定期船でしょうか、ゆったりと航行していますが、距離は約10kmですので船路もまた楽しそうです。
青銅の大砲が置いてある建物の前を通って宮殿の右側から近づいて行きます。
入口には衛兵が不動の姿勢をとっています。
残念ながらこの宮殿の中は撮影禁止ということで、その華麗な宮殿内の様子を垣間見るためにネットの写真を利用しました。(下)
ネットより |
この写真の部屋は宮殿の建設を命じた、エレオノーラ王妃の寝室で、ふんだんに使った金とブルーをコーディネートさせた装飾が素晴らしいです。
さらに宮殿内をひととおり観て外に出ました。
宮殿の西側にはバロック様式の庭園が広がっています。
紋所を多用したお定まりの?門の向こうには、遥かかなたまで路が伸びていて庭園の広大さをイメージできます。(左上)
右上写真は、宮殿から見て、庭園の手前中央にある、ヘラクレスの噴水です。
右写真は、1766年に建設された、宮殿の敷地内にある宮廷劇場です。
この劇場ではいまでも時折オペラなどが上演されるそうです。
今回の旅で宿泊する最後のホテルに到着です。明日の夜はヘルシンキへの船中泊で、さらに明後日は夕刻飛行機で日本に帰国する予定だからです。
このホテルは今までと少し趣が異なり、郊外の近代的なホテルで、大きなシンポジュームなども開催できるような機能もそなえています。
一夜明けて、朝食時にホテルの中央部の吹き抜けを見上げてみて気がつきました、天井が温室のようにガラス張りです。
おかげさまで、今のところ好調を維持しています。食欲もこのとうり、、、、
朝食後、ストックホルム市庁舎に向かいました。
このホテルは今までと少し趣が異なり、郊外の近代的なホテルで、大きなシンポジュームなども開催できるような機能もそなえています。
一夜明けて、朝食時にホテルの中央部の吹き抜けを見上げてみて気がつきました、天井が温室のようにガラス張りです。
おかげさまで、今のところ好調を維持しています。食欲もこのとうり、、、、
朝食後、ストックホルム市庁舎に向かいました。
ここはノーベル賞の平和賞以外の物理学賞、化学賞、医学・生理学賞、文学賞の記念晩餐会とパーティがおこなわれる場所です。ちなみに授賞式はストックホルム・コンサートホールです。
この市庁舎は1923年に建築家ラグナル・エストベリの設計でスウェーデンで3番目に大きなストックホルムに近いメーラレン湖のほとりに建設されました。
1911年(明治44年)から800万個の煉瓦を使い、12年かけて完成しました。
右にネットからの全景写真を上げておきます。シンボルの塔の先端にはこの国の象徴であるスリークラウンの形をした風見が金色に輝いており、その下の緑青色の鐘楼の中にはいくつかの鐘がセットされています。
ネットより |
1911年(明治44年)から800万個の煉瓦を使い、12年かけて完成しました。
右にネットからの全景写真を上げておきます。シンボルの塔の先端にはこの国の象徴であるスリークラウンの形をした風見が金色に輝いており、その下の緑青色の鐘楼の中にはいくつかの鐘がセットされています。
まず案内されたのはノーベル賞の晩餐会が行われる「青の間」です。
当初この部屋はスウェーデンのナショナルカラーである青に統一する予定(床の色)でしたが、煉瓦の色合いも美しくそのままになったという経緯もあります。
晩餐会当日にはスウェーデン国王をはじめとして約300人分のテーブルがここにずらりと並ぶのです。
当初この部屋はスウェーデンのナショナルカラーである青に統一する予定(床の色)でしたが、煉瓦の色合いも美しくそのままになったという経緯もあります。
晩餐会当日にはスウェーデン国王をはじめとして約300人分のテーブルがここにずらりと並ぶのです。
右は階段の踊り場付近にあったスピーチ台です。
また階段は女性の正装がもっとも美しく見えるように設計されているとか、、、、
これが晩餐会で使用されるディナーセットです。食器はすべてスウェーデン製ですが、ナイフとフォークは日本製!!
市庁舎の1階レストランで、ノーベル賞ディナーを食べることも出来るそうですが、お値段約2万円也。
市庁舎の1階レストランで、ノーベル賞ディナーを食べることも出来るそうですが、お値段約2万円也。
この「青の間」の壁に飾ってあったノーベルさんのレリーフです。写真左上で、直径1m弱ありました。
右下は記念に売られているチョコレートで、これは5cmくらいです。
次に案内してもらったのがストックホルム市議会室です。この部屋は北欧の、ヴァイキング様式が取り入れられており、天井や彫刻など過日訪れたスターブ教会のそれに似ていました。
こちらの議員さんは約100名あまりで、そのうち女性が過半数を少し上回り、また議員さんは基本的に本業を持っているそうです。
見学の途中、建物の隙間から塔の先端が間近に見えました。スリークラウンの風見と鐘楼です。
右写真は、塔の真下から上を見上げたところです。壁に見えているのはからくり時計の人形たちで、12時と18時にこのセント・ジョージの行進がぐるりと表側に回転・出現する仕掛けです。
左は部屋の窓からメーラレン湖をみたところですが、冬季には全面氷結するそうです。
この市庁舎のもうひとつの呼び物である「黄金の間」に来ました。
見学の人達と比較してその大きさがわかります。
正面に描かれているのはメーラレン湖の女王です。そしてそれぞれの壁には多くの寓話が描かれています。
この市庁舎のもうひとつの呼び物である「黄金の間」に来ました。
見学の人達と比較してその大きさがわかります。
正面に描かれているのはメーラレン湖の女王です。そしてそれぞれの壁には多くの寓話が描かれています。
この後私たちは市庁舎のショップに立ち寄ってお土産を買い、次の目的地であるガムラスタンを目指しました。
途中で港に停泊している帆船を見つけました。
マルタ船籍の「Sea Cloud II」(117m、3849t)で
いわば帆船型の高級客船です。海のロマンをもとめて需要も多いようです。
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