ホテルのパンフレットより |
左写真は私たちが宿泊したホテル、ウーレンスバング(ullensvang)の全景です。ハダンゲルフィヨルドの東側に位置するなかなかきれいなホテルです。
1846年この地方の有力者が創業し、かつてはノルウェーの有名な作曲家エドヴァルド・グリーグ(Edvard Grieg)もよく利用したそうですが、いまでもノルウェーをはじめとする北欧諸国の王室にも利用されている、最近のホテルとは違って大変落ち着いた感じのホテルです。
私たちが到着したときは少し天候も崩れ気味でしたが、フィヨルド対岸の景色はとても感動的でした。
写真はフィヨルドの先端方向(左手・南)を見たものですが、対岸の山々には夏にもかかわらず雪が見えていました。
右写真は右手を見たものです。
ホテルの白さと緑の芝生、フィヨルドそして山々と、、、、心安らぐ気持ちです。
ホテルの前の景色をパノラマ写真で表現してみました。
グリーグは、このホテルの記録によれば、1878年に初めてこのホテルに宿泊し、以後数年間利用したとあります。また、ホテルの敷地内の庭園にはグリークの作曲小屋があります。
早速見学に出かけました。ありました、周りの建物が大きいのでいっそう小さく見えます。
中を見てみるとアップライト・ピアノが、テーブル、椅子と共に置いてあり、窓からはフィヨルドが見えるようになっていました。
彼はここで心静かに作曲をしたのでしょう。
小屋のかたわらには彼と彼の家族のほぼ等身大と思われる木像が3体おいてありました。
この像のある方角からホテルの全景を観た写真です。(左)
ホテルへと歩いていくと赤い、大きなバラの花が植えてありました。
この景色の中でひときわ目立つ存在です。
家人は早速利用すべくすっ飛んでいきました。
ホテルの部屋から外を見たところです。
テラス越しの景色はフィヨルドと対岸です。
そろそろ夕食の時間です。
伝統的な高級家具?が飾ってあるホール(右)を抜けて、さらに木材をふんだんに使った、暖かさを感じる、廊下を通り過ぎていきます。
壁面にはノルウェーの伝統的なタペストリーでしょうか、色彩豊かな図柄のものが何枚もかけてありました。
写真はレストランですが、調度品など意識的にアンティークなものが飾ってあり、また食事中もハープの演奏などあっていっそう雰囲気を盛り上げてくれました。
夕食はやはりビュッフェ形式でしたが、料理の種類も多く楽しめました。
後で知ったのですが、これらの料理の中にトナカイの肉が入っていたらしいのです、後学のために少しずつ。多くの種類を取り分けてきたのでどれがそうなのか判別できません、、、、残念、でも違和感なくおいしくいただけました。
朝食はどこも同じですが、魚の酢漬けは微妙にそれぞれ異なった風味があります。
今朝も何種類もの味見です。
ふと、外の景色に目をやると対岸の山に日が差しています。
今日はいよいよフィヨルドのクルーズです。良い天候になるように、、、、
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