近くのコンサートホールに出かけました。
お昼時に約1時間、備え付けのパイプオルガンを使用して手軽に楽しい時間を過してもらおうといった、ちょっとしゃれたコンサートで、年間を通して企画されています。
誰でもが楽しめるよう廉価でというのがうれしく、遠くの方にも人気です。何よりも驚いたのが「学生100円」です!(もちろん大学生も、ただし高齢者割引きはありません)
この写真は広報資料からです |
ここのオルガンを製作したのは、アメリカ・オレゴン州ユージーンに工房をもつ「幻のオルガンビルダー」と言われる、ジョン・ブランボー社だそうで、パイプ数3922本、ストップ数62を有し、4段の手鍵盤と1段の足鍵盤を有しおり、北ドイツのバロック様式を基本にされているそうです。
今回は、吉田恵/オルガン、木島千夏/ソプラノ、中巻寛子/アルトのかたがたがともに、また個々に以下の演奏を聞かせていただきました。
このなかでJ.S.バッハ(1685-1750)が新進気鋭と言う位置づけで少し古い時代の曲が多かったのも楽しめました。
T.メールラ(1594/5-1665)
リディア、お前が私を誘っても (デュェット)
G.フレスコバルディ(1583-1643)
"音楽の花束"より〈カンツォン〉(オルガン)
そよ風吹けば (メゾ・ソプラノ)
パッサカリアによるアリア (ソプラノ)
F.ガスパリー二(1668-1727)
怒りと愛が (デュェヅト)
B.パスクイー二(1637-1710)
第7旋法によるトッカータ (オルガン)
G.B.ペルゴレージ(1710-1736)
"スターバト・マーテル"より〈聖母よ〉(デュェツト)
J.S.バッハ(1685-1750)
ソナタ ホ短調 (オルガン)
"教会カンタータ第88番"より
〈神みずから召したもうなれば〉(デュェツト)
トッカータとフーガニ短調BWV538 (オルガン)
帰りがけにホワイエにパイプオルガンのフルー管の模型が置いてあるのを見つけました。手で「ふいご」を押して音を出していましたが、柔らかなやさしい音でした。
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