正確には「春の七草粥を味わう会」と言うのだそうで、毎年恒例の行事とか。
味は、、、、
少々塩味がきつい感じがしましたが、しばらくすると慣れてしまいました、そうだこれぞ日本のハーブだ!! ということで、これで今年一年無病息災と言うことです。
一般に七草粥は神社で振舞われることも多いとか、すこし山間部に入ったところにあるこの松平東照宮でのこの行事は確かに今の季節にぴったりです。
石段を上がり門をくぐるとここもまだお正月の気分がすこし残っていました。庭には、参拝者が暖を取るための焚き火が用意され、太い薪が燃されていました。焚き火の火の色と暖かさは何かしらほっとするものを与えてくれました。
見上げると、三つ葉葵の紋の入った屋根瓦の上の飾り物の獅子は、凛とした青空を背景に元気に逆立ちして新年を寿いでいるようでした。
帰路、道を下りながらふと見ると、石楠花の木にピンク色が見えたので近寄ってみたら、、、、花芽が少しほころびかけたまま枯れかけていました。
暮れの暖かな日に季節を間違えたもののようです。
たしかに、春にミズバショウの咲く池を見ると寒々と厚い氷が張っていました。
でも一方で、もう春はそこまで来ています。蝋梅の花がかすかな香りを伴ってちらほらと咲き始めていました。
寒い日が続いた後のほっとした一日でした。
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