2012年7月16日月曜日

名古屋ボストン美術館と栄


 梅雨の晴れ間を狙っていたわけではありませんが、久しぶりに栄に出かけました。
シッカリ駐車場も確保できたので、金山まで足を伸ばし、これもしばらくぶりに名古屋ボストン美術館へも出かけました。今回は特別企画展で、「ボストン美術館-日本美術の至宝」を開催中です。じつは悠悠櫻も名古屋ボストン美術館のメンバーシップなのです。(写真は会員証です)


 今回の展示は本家ボストン美術館に収蔵されている、あのフェノロサなどが岡倉天心たちの協力によって得たコレクションを2回に分けて紹介しようとするもので、今回は1回目です。

 狩野芳崖の紅流百里図、NHK大河ドラマで終わったばかりの平時物語絵巻(三条殿夜討巻)、や長谷川等伯、修復後初めての公開と言う曾我蕭白の雲龍図(一部分がポスター)など久しぶりに日本の文化に圧倒されたひと時でした。


 今になって思えば、明治の初期、廃仏毀釈の真っ只中で、衣食も足りていない時代に手をこまねいていれば消滅してしまう日本の美術を、日本のみならず、世界の至宝と位置づけていかに後世に残すかに腐心したであろう岡倉天心たちや、最初は美術とはなんら関係のない帝大お抱え教授のフェノロサが日本に来て初めて美術の勉強を始めて、、、などなどいろいろ考えさせられました。

 名古屋ボストン美術館で思った以上の時間をつかい栄のデパートで昼食、、、、と思ったのですが、お中元商戦真っ只中の12時半ではどこも長蛇の列で、家人のアイデアで歩きながら探そうと、、、、見つけました!!あの守口漬けの大和屋さんの本店の横に小さく食事どころ「やまと」とあるではありませんか、いそぎ暖簾をくぐって待つ事しばらくでようやく食事にありつきました。

店内から見た大きなステンドガラス

 メニューは2種類のみで、本命の「名古屋コーチン そぼろ釜飯」はすでに売り切れで、残った「新花天心」をオーダーしました。丁寧に作られており、満足でしたが、本業だけに漬物が多くおもわずご飯のお代わりをしたのですが、後でのどが渇いて仕方がありませんでした。そのご再び買い物をし、大満足の一日でした。


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