今回も同じくIIYAMAでしたが、先回の19インチに対して23インチワイドとかなり大きくなって見やすくなりましたが、価格はむしろ安いくらいでこの世界も確実に進歩しているようです。
かなり昔使っていたパソコンは本体をシャットダウンするとディスプレイもそれに連れて電源が切れるコンセントがパソコン本体についていましたが、最近使っているものはそれがなく、別途ディスプレイの電源を切る必要があるのです。
最近のパソコンはシャットダウン操作を終えてもなにやら勝手に動いており、特にプログラムのアップデート時には完全にシャットダウンが終わるまで延々と時間がかかります。
したがってその場を離れる場合はディスプレイの電源を切るためにまた戻って来なくてはなりません。
ということで、前置きが長くなりましたが、パソコン連動コンセントの製作記です。
一般的には、AC100Vコンセントとパソコンを結ぶ電源回路の中に電流検出センサを置いて、パソコンへの電流の有無でディスプレイ用コンセントの電源をオン・オフしているようです。
電流センサを使うのは王道ですが、回路が複雑になりコストもかさむので、今回はパソコンのUSBポートに供給される5Vをセンサ代わりに使うことにしました。
5Vの有無でディスプレイ用コンセントの電源をオン・オフするとなれば、これはもう簡単で、秋月のソリッドステート・リレー・キットを使うだけです。
このキットは以前私のブログにアップした「いまさら初歩の電子工作 (光センサーSW)」 に述べていますが、この光センサは今日までなんの故障もなく毎日ガレージの照明を点灯・消灯しています。上にキットの部品写真と回路を上げておきました。
構想がまとまれば部品集めですが、今回は百均部品を多用しました。
・左下が ダイソーのコード付きタップ
・中央の黒いのが USB 延長コード
・プラケースは4個口で百均の1個
・右下に小さく見えている四角いものは秋月のソリッドステート・リレー・キットを組み立てたもの
回路図を示します。
左端はUSB 延長コードから5Vを検出する部分です。コードを途中で切断し、+(赤)、-(黒)からそれぞれ取り出していますが、+、-が赤、黒だという保証はありませんので要注意で、確認を要します。
右に完成写真を示します。
USB 延長コードをマウスまたはキーボードとパソコン本体の間に装着し、タップにディスプレイや外付けHDDの電源コード(小電力のもの)を接続すれば当初の目的どうり、パソコン本体の電源オン・オフにタップが連動します。
思い立って2~3時間で作り上げました、モノ作りはやはり楽しいです。
ご注意!
今回の記事は感電、発火の危険がありますので真似をしないでください。
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