ゴルナーグラート( Gornergrat 3089m )にある展望台からアルプス山脈を眺め終わった私たちは、列車でひとつ下のローテンボーデン駅( Rotenboden 2815m)で下車。そこからリッフエル湖( Riffelsee 2757m)経由で次のリッフェルベルク駅( Riffelberg 2582m)までハイキングし(左図の①)、そこで「おにぎり」の昼食を摂り、ツェルマットまで戻ります。
下山後は地下ケーブルカーでスネガ展望台( Sunnegga 2288m)まで登り、ロープウエイを乗り継いでブラウヘルト( Blauherd 2571m)まで再度登り、そこからシュテリー湖(Stellisee)までの往復のハイキング(左図の②)です。
ローテンボーデン駅( Rotenboden 2815m)です。ここからもマッターホルンはよく見えます。駅を出てしばらくハイキングコースを下っていくと先方下にリッフエル湖( Riffelsee 2757m)を眺める事が出来ました。
この湖からはマッターホルンが湖面に映る、いうところの「逆さマッターホルン」が極めて有名ですが、残念ながらこの日はもう正午に近く、湖面に波も立ち、雲も出始めていたので、きれいな写真は撮ることが出来ませんでした。しばらく待ってシャッターを切りましたが、、、、
このあたりには雪解けの水で出来た湖(池?)がいくつかあり、足元の花を見ながら高原のハイキングを楽しみました。とはいっても標高2,500mにもなるこの辺はすこし動くと息苦しい感じがするのは気のせいでしょうか。。
足元に気を取られていてはいけません、見上げればスイスの高原ハイキングならではの景色、、、、皆、疲れも忘れて元気いっぱいです。(このコースはひたすら下りのみの初心者向きとか、、、、)
さらに下ったところにあるもうひとつの湖です。最後のチャンスを待つ事しばし、、、、先端がほんのわずか見えた瞬間に急いでシャッターを切りました。
先方の草原にマーモットをみつけました。今は冬に備えてシッカリ食べているそうです。
草原には多くの花々が咲き乱れています。標高が高いせいか、どの花も小さく儚げでした。
前方にリッフェルベルク駅( Riffelberg 2582m)が見えてきました。
時折下から、時には小雨を携えて雲が上がってきます、山の天候の変わりやすさを実感しました。
リッフェルベルク駅です。駅の中にあるレストランの名前「エーデルワイス」の一部が右端に見えています。
さて次は、地下ケーブルカーでスネガ展望台( Sunnegga 2288m)まで登り、ロープウエイを乗り継いでブラウヘルト駅( Blauherd 2571m)まで再度登り、そこからシュテリー湖までの往復のハイキングです。
地下ケーブルカーはその名のとうり、何も見えずあっという間に終点です。それに対し、次に乗ったロープウエイはさすが絶景でした。
ふと見ると、パラグライダーが夏の空を我が物に乱舞していました。
本来の旅行プランはスネガ展望台止まりで、シュテリー湖までの往復のハイキングはオプションだったのですが、好天候に元気をもらってほとんどの人が参加しました。
くわえて楽しみにしていたのが、野生の「エーデルワイス」が見られるかもしれないと言う事でした。麓で見たのは「園芸種」でしかありませんでしたので、、、、
ありました!!! ハイキング・コースからすこしはなれたところに、、、、石に寄り添うようにして儚く、楚々とした感じです。園芸種のそれと比較して、全体に背も低く花も小振りに見えます。もちろん群生しているわけではなく、よく探して「あった!!!」といった具合です。 (右写真で指と比べてみてください)
かつてこれに類する花である、レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)を見に行ったことがありましたが、非常によく似ています。
マッターホルンを背景にエーデルワイスを撮ってみました。いい記念写真が撮れました、満足です。
折り返し点のシュテリー湖(Stellisee)です。遠くに見える山はロートホルン( Rothorn 3103m)、途中にフルーアルプ小屋( Fluhalphütte)が見えます。
帰りにブラウヘルト駅 からマッターホルンを観てみました。初老の男性が一人佇んでいました。何をか思う、、、、、、
レストランで夕食を済ませて外に出るとそろそろ夜の帳が下り始めていました。
夕陽のマッターホルンでした。本当に今日はマッターホルンにはじまって、マッターホルンでおわった一日でした。
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