「2014年問題」という言葉を最近頻繁に耳にします。2014年4月8日(日本時間では2014年4月9日)にWindows XPなどのサポートが終了し、セキュリティ更新プログラムが配布されなくなることから、いわゆるウイルス感染や不正アクセスの拡大などのさまざまなトラブルが発生すると予想される、、、、
というわけで私の周りでも、そろそろ新しいパソコンに買い換えねば、、、、とか、思い切って買っちゃった、など喧しいです。
私もいろいろ考えた結果、ここにひとつの結論を見出しましたので紹介します。
結論は「オフィスで使用したリース落ちのパソコンを購入する」というものです。ただし、インストールしてあるソフトは、「Windows 7」であることが必須です。
「Windows 8」 ではありません。なぜなら、「Windows 8」はまだ世の中で使用されているうちの1割もありません(まだ未熟)。それに対して「Windows 7」は4割もあり、まさに全盛期です。ディスプレイでのタッチ操作などは使うつもりもないですし、はたまた専用のディスプレイを購入せねばなりません。
何よりもうれしいのは、「延長サポート期間(ウイルス対応などの更新)」が2020年1月14日まであるのです!!!(「Windows 8」でも2023年1月まで)
実際に購入したのは写真のパソコン( Hp Compaq 6005 Pro USDT )(写真、上・右)で OS は Windows 7 Professional が乗っていました。この機種はおそらく2010年の発売ですから、1クール(3年)でリース落ちしたものでしょう。(これがなんと福沢諭吉さんおひとりで、、、、)
主なスペックは、
・CPU: AMD Athlon™ II X2 B24 プロセッサ (3 GHz、2MB L2キャッシュ)
・チップセット: AMD 785G チップセット
・メモリスロット: SODIMMソケット x 2/ DDR3 SDRAM
・HDD: Serial ATA/300 : 250GB (7,200rpm)
・筐体寸法: ウルトラスリム型 (縦置き/横置き可)66×254×251mm / 約 3.1kg
・DVDスーパーマルチドライヴ搭載 です。
CPUはこれまでずっと Intel を使ってきましたが、一度 AMD を使ってみたいと思っていたので楽しみです。ところが、右上の写真でわかるように、RS-232C や セントロニクス・インターフェースなどのいわゆるレガシーポートがまったくありません。かなりの部分は、USBへの変換で何とかなるでしょうが、ソフトまで考えると、「Windows XP」機も併行して使っていかねばならないでしょう。
例によって、早速内部観察です。あの HP(ヒューレット・パッカード)の流れを汲むだけあってすばらしい造りです。思わず見とれてしまいました。CPUクーラーにはヒートパイプが使われているようです。左上の空間は、2.5インチのハードディスクドライヴと DVDスーパーマルチドライヴをはずした空間です。
このセットには、安価なだけあって万一のときのリカバリーディスクが付属していません。
リカバリーについては、私はいつも本機とおなじ「クローンディスクドライヴ」を作成して保管しています。ソフトにAcronis True Imageの無料試用版を使えば容易に作成できます。
右写真は「クローンディスクドライヴ」を本機にマウントしているところです。
上写真はめでたく「クローンディスクドライヴ」で「Windows 7」が立ち上がったディスプレイを示します。
つぎは前述した「Windows XP」機との併行使用の問題です。
完全に、個々に独立して使えばなんら問題はないのですが、ディスプレイ、キーボードそしてマウスを2組そろえねばなりません。しかしながらキーボードは同時に2つ打つことはありません。
いっそのこと力技で、多極2接点のスイッチを使って作ってみるか、、、、それともアナログSW ICを使って、、、、などと考えをめぐらせていましたが、ネットでBUFFALOのまさにこれ!といった製品が販売されており、かつ、なんと60%offの通販を見つけ、即お買い上げ、、、、
部品代と手間を考えれば、いかに自作好きの私でもこれは当然の結論です。
幸い私の無線ルーターはハブ端子もあり、2つのパソコンとそれぞれLANケーブルで接続しインターネットも個別使用がOKとなりました。
これで当分の間は「2014年問題」に煩わされることなく、(「Windows XP」機は、サポートが切れれば、場合によってはインターネットをオフラインにして既存のプログラム専用で使用)パソコンを継続して使っていけそうです。
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