2014年3月15日土曜日

DDSコントローラーの製作

 AD9850を搭載した、かの有名な中華DDSをいろいろ動かしているうちに、(AVRによるAD9850_DDSユニットのキーパッド制御の項参照)汎用実験ボードではなんとなくスマートさにかけるのと、「JA2GQP’sBlog」を読ませていただいているうちに製作意欲がわいてきました。

 左写真に完成したDDSコントローラーを示します。○月の「両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板Cタイプ」のうえに、前回のブログでとりあげた「掘り出し物の16x2 キャラクターディスプレイ ユニット」を載せたものです。

 このLCDの取り付け用の爪間隔が基板の幅とピッタリ一致するのを発見したときはひそかに興奮しました。

 右写真はLCD表示状態をチェックしているところで、16x2をきっちりと表示しているのがわかります。

 左写真は、コントローラーを横から見たもので、LCDの搭載方法とフレキシブル基板上の端子への直接半田付けが理解できると思います。黒いツマミがついているものは、周波数変更用のロータリーエンコーダーです。

 右写真は、LCDを持ち上げて、手前から基板の上を見たものです。LCDの下にはソケットに載った Atmega 8 が見えていますが、28ピンのAVRであれば乗せ替えが可能です。またAVRの手前はレギュレータICです。

 左写真は、同様に反対側から見たものです。コネクターは、右から電源用(8~10V)、中央がDDSへの信号出力、左がISP端子です。ISP端子は書き込み器からの電源(+5V)が逆流防止用のダイオードを介して接続しています。DDSへの+5Vは外部電源が接続されたときのみ供給するようになっています。
 基本的な部分の回路図を挙げておきました。
 AVRの Atmega 8 はストックを消費するために使っていますし、厳密なタイミングは必要としませんので、内部8MHzで動かしています。
 ロータリーエンコーダーはこれも○月の最近出た小型・安価のものを使っていますが、特に支障はありません。

 ファームウエアは先にご紹介した、「JA2GQP’sBlog」にあるものをお手本にいろいろ手を加えながら勉強させていただいています。(最近BASCOM AVRのものに加え、Arduinoのものも追加されました)

 もちろんAVRのポートはまだ4本未使用ですし、ポートを再設定しなおして、A/Dコンバーターも使えるようにすればさらに用途が広がり、、、、おっとそれではいままでの汎用ボードと同じ、、、、


 








 ということで写真は試用中の様子です。
 DDSボードはLPFなどの検討が必要なため、コントロールボードと少し離れていたほうがいいのではないかということで(配線などが輻輳する)今回の製作となりましたが、接続ワイヤーからのノイズという新たな課題があるかも、、、、

 でも、何かを思いついてモノつくりをするのは楽しいです、、、、

4 件のコメント:

JA2GQP さんのコメント...

JA2GQPです。
私のcallで画像検索して発見しました。
最近、ファイルがダウンロード出来る様にしましたので暇なとき訪れてください。

悠悠櫻 さんのコメント...

これはこれはご本家の登場、恐れ入ります。
貴ブログは、たまたま通りすがりに見つけ、そのすばらしい内容にひかれ以降たびたび勉強させていただいています。
今後ともよろしくご指導ください。ありがとうございました。

JA2GQP さんのコメント...

殆ど説明してませんが、判る人には十分と思って簡単な説明しか書いてません。悠悠櫻さんのDDSは、バージョンの低いものを移植されましたね。1.1bであれば、私のオリジナルSPLIT機能が使えます。
機会があれば、お試しを・・・

悠悠櫻 さんのコメント...

ご助言ありがとうございました。
それにしても出力ファイルを4kb以内に収めてあるのは神業としか思えません。
プログラムリストも親切にいろいろコメントされており大変助かります。