5月になってようやく暖かくなり(このあたりは)まさに風薫る、、、、なのですが、薫風は俳句の世界では「夏」の季語なのです。ちなみに「五月(皐月)晴れ」も同じです。本来陰暦の5月は今の6月ですので、「五月晴れ」の意味は梅雨の晴れ間に垣間見られる夏の空ということでしょう。
風薫ると言えば、このところ庭に馥郁とした香りが満ちています。それは片隅に植わっているダイダイの花の香りなのです。昨年は気候不順のせいか、はたまた老齢のせいか、元気なく、実りもさっぱりだったのですが、ことしは木いっぱいに花が咲いているのです。たくさんなってくれるといいのですが、、、、
時を同じくしてキーウイも開花です。こちらはもう30年以上秋には数百個の実りをもたらしてくれていますが、さらに屋根にまで枝を伸ばして夏の日よけにも役立ってもらおうとしています。
ひと足遅れて紫色のシランが咲きそろいました。白色のシランと同じ場所に植えるとなぜか白色が消滅していくので、紫色のシランは僻地に植えられています。
左、ヤグルマソウが元気に繁殖しています。近頃あまり見なくなって、家人がお友達からいただいてきたものですが、見られるように、大増殖中で、油断をすると狭い庭が占領されてしまいます。
近頃あまり見かけなくなった花といえば、ダリヤ、カンナ、ムラサキツユクサなどありますが、どれも懐かしい、、、、
その奥にカンパニョーラ・アルペンブルーが咲いています。こちらも繁殖力においては負けていないほどです。
こちらはクレマチスです。白い花は写真に撮るときの露光が難しく、普通に撮ると花が真っ白に飛んでしまいます。コンデジ(コンパクト・デジカメ)でもスポット露光にしておけば、このように花弁の繊細さを写し取る事が出来ます。
その代わりこの写真のように背景が暗くなってしまいますが、これを補正するためにはまた一段と工夫が、、、、
これはハニーサックルです。
スイカズラ科のつる性、耐寒性、半落葉低木です。
ハニーサックルは細長いユニークで綺麗な花をたわわに咲かせ、芳香があり、お客さまをもてなすウェルカムプラントとも呼ばれているそうで、我が家の玄関に植えられています。
花言葉は「愛のきずな 献身的な愛 友愛」とありました。
カモミールも元気にたくさんの花をつけました。
私は飲むと気持ちが落ち着くという、カモミールを使ったハーブティーがお気に入りです。
これは、地中海沿岸から西アジアを原産とする、キンポウゲ科の一年草ニゲラです。
花言葉は「夢路の愛情・深い愛・当惑・不屈の精神・ひそかな喜び」とありました。
左写真は花のクローズアップです。
下写真はイキシアです。この花も繁殖力が強く、取り去っても取り去っても次の年には庭のどこかで咲いている、、、、この花もそのような存在でしょうが、こうしてみるときれいです。
最後の写真はコチョウランです。
庭の花ではありませんが、昨年秋いただいたものが春近くまで咲いていて、全ての花が終わった後、また春になって開花したものです。
このように日々の生活の中に花のあるのはすばらしい事だと思います。家人の丹精に感謝、、、、
0 件のコメント:
コメントを投稿