2012年10月23日火曜日

キーウイ採りに来た孫と東京へ


 今年も庭のキーウイが鈴なりです。数百個はあるでしょうか、もうかれこれ40年前にいまは亡き父が雌株をくれたものに家人が雄株を買い足したもので、毎年元気に実をつけてくれています。
 最初のころは外来植物のせいか、虫もほとんどつかず、いつもきれいな緑を楽しませてくれましたが、最近は油断をすると毛虫が大量発生するようになって来ました。きっとキーウイの味を覚えたのでしょう。
 ただ幸いキーウイの実だけはどんな鳥にも虫にも食べられたことはありません。

 このキーウイの実につられたわけではないのですが、東京から小4になる孫娘がはるばる一人で、キーウイ採りにやってきました。

彼女にとって2時間半の新幹線の一人旅はちょっとした冒険旅行だったと思いますが、屈託の無い笑顔を見てほっとしたり、よろこんだり、、、、

 せっかくの機会、、、、ということで、家人とともに東京まで孫を送っていく事になりました。お目当ては改装なった東京駅、その他もろもろ、、、、

 左は、いつも東京へ行くときのお土産にする「安城一番福たこ」です。なかに餅が入った、味も当たり前のなんでもない最中なのですが、包装紙や最中の形にほっとしたものを感ぜられ、好評です。(もちろん車中で食べる分も購いました)

 当日は天気もよく雲ひとつ無い秋晴れで、予想どうり車中からの富士山もきれいに見えました、もちろん場所はお定まりの「富士川鉄橋」です。さすがに秋もまだ早いのか雪が少なく、てっぺんにちょこんと乗った雪がすこしこっけいに見えます。



東京駅の八重洲中央出口付近にあった昔ながらの赤レンガの壁も今回展示用に改装されていました。

 八重洲南の改札口を一歩出ると目の前、というか上方いっぱいにドームが広がります。
純白のレリーフのなかに十二支があしらってあり、なかなかきれいなものです。戦前の写真からはカラーの情報が少なく再現に苦労したとか、、、、おなじものが北口にもありました。
 改装なってまだ間が無いということで、多くの人が見物や撮影に来ていました。すこし離れて東京駅を見ると、何か大きな空間に収まっているようにも見えます。後で家人に聞いて知ったのですが、空中権の売買の結果のようです。

 つまり、空中権取引は、100年ほど前に米国で都市部の限られた空間を有効に活用する手段として考案されたものだそうです。

 日本では、2000年から「歴史的建造物など低いまま保存すべき建造物があり、周辺でより高層のビル建設の必要がある」ということで必要と認められれば隣接していなくても容積率を取引できる特例制度が新設されたのです

 早い話が、東京駅はもっと高いビルを建てられたのですが、戦前の姿に復元するということで、本来建ててもよい高さから今回の復元の高さを引いた分を近くのビルが購入して自分のビルをその分さらに高くした、、、、ということです。それによってJRは改装費用がずいぶん助かったとか、、、、

 せっかくだから、と言う事でひさしぶりに皇居の近くを散歩しました。雲ひとつ無い青空はよかったのですが、気温もどんどん上昇して汗ばむほどで、パレスホテル近くのお堀に浮かんでいる白鳥が涼しげでした。
 また、二重橋を遠くに眺めながら、中学時代の修学旅行に話が弾みました。
 また、二重橋を遠くに眺めながら、中学時代の修学旅行に話が弾みました。
 そろそろお昼時ということで日比谷公園にまで足を伸ばし、公園内にあるレストランで、昼食です。フィッシュ・アンド・チップスを肴にビールを飲み、後はカレーライス、とさわやかな空気をも味わいながら至福のときを過しました。

2 件のコメント:

かりや さんのコメント...

今週末に出かけようと思っていたのですが・・・新装なった東京駅に名古屋の人に先を越されましたね。
カレーライスが美味しいお店といえば松本楼でしょうか・・・いつもそこで高校の関東支部同窓会が開催されるのですが、未だ参加したことがありません。高校時代はなんとなく良い思い出がなくていつも欠席です。

悠悠櫻 さんのコメント...

ランチを摂ったのはそんな立派な店ではありません。テラスレストラン HIBIYASAROH (ヒビヤサロー(旧店名)日比谷茶廊)です。でも強い日差しをパラソルで遮り、木々のなかをわたってくる涼しい空気も味わいながら、、、、は最高でした。
 東京駅は周りが広く、大きいせいかおもったより小ぶりに感じました。(建物自体もともと横に長く、2階が4階になってもあまり、、、、)
 ステーションホテルで軽くお茶でも、、、と思いましたが人ごみで近寄る事もママならず? もう少し経ってから、一度宿泊してみたいと思っています。