2014年7月9日水曜日

北欧へ (1) セントレアからヘルシンキ経由コペンハーゲン

 今年こそは! の念願かなって、北欧に出かけてきました。
 もちろん旅行社のツアーですが、左図のように先ず、ヘルシンキ経由でコペンハーゲンに空路入り、ついでオスロまでは船旅、オスロからは陸路ハダンゲルフィヨルドにて一泊して途中、バスに加え、船・鉄道をも乗り継いでベルゲンに入ります。
 ベルゲンからは空路ストックホルムに飛び、さらにヘルシンキへ再度の船旅で戻り、セントレアへ帰るルートです。

 いわば言うところの7泊9日の旅ですが、同じルートの一般的なプランに比較して、船中泊が2回あり、バスの移動はオスロ-ベルゲン間のみなのと、泊数が一泊多いということでずいぶんゆっくりとしたペースの旅をあじわうことができました。

 出国手続きを経て、ラウンジでしばしのくつろぎです。
 今回使用するフインエアー( Finnair )はJALと同様ワンワールド加盟会社なので、JALのさくらラウンジがつかえます。(左)

 セントレアからのJAL便が激減したせいか中は比較的空いています。
 窓際の席は最近トレンドの電子機器を使用するためのタップやコンセントが用意されていましたのでビジネスマン用?

 キッチンは左のようになっていて、いろいろサービスをしてくれていますが、朝っぱらからお酒でもないでしょうから、ほんの少し?お皿にいただいてきました。
 

いよいよ出発が近づいてきました。私たちが乗るエアバスA330です。(左)
 また通路にはマリメッコ( MARIMEKKO )を装ったフインエアーのポスターがありました。フィンランドではマリメッコが今、旬だそうです。

 今ントレアからヨーロッパへの直行便は知る限りルフトハンザ(フランクフルト)とフインエアー(ヘルシンキ)しかありません。
 名古屋からロンドンやパリへも直接行けた時代が懐かしいです。

 搭乗時間になり早速機上の人となりました。キャビンの様子はこんな感じです。
 客席は十分に広く、そして広く明るい感じの色使いです。クッションやひざ掛けなどは例のマリメッコ・デザインです。

 早速ウェルカムドリンクです。シャンパンとオレンジジュースが同じ大きさのコップでサーブされました!
 ところでこのシャンパンは誰の、、、、もちろん、、、、

 しばらくして食事が始まります。飛行機の長距離便はほとんど例外なく、飛び立つと食事そして就寝、あとは着陸前に軽食となっているようです、たとえ到着が夕方であっても。

 まずはオードブルでワインをいただきました。数種類のワインがありましたが、さすがにどれも芳醇でおいしい、、、、

 左はマンゴーサラダと前菜の豚のカラメル焼きですが、もう一つの選択はタイ風海老スープでした。



 右はメインディッシュの「鱈のクリーミーマスタード焼き 人参、砂糖ざや、マッシュポテトホースラディッシュ添え」(メニューのまま)

 そしてデザートのアイスクリームとミニケーキです。コーヒーは格別おいしくはないのですが、紙コップで飲むのとは気分的に違います。

 食事も終わり、暗くなった機内で映画を見たり、ウトウトしたりしているうちに軽食、そしてフィンランド到着です。飛行時間約10時間で、フランクフルトよりも2時間以上早いです。

 左は、はるばるシベリアを越えて私たちを運んでくれたエアバスA330です。

 ヘルシンキ空港で乗り継ぎ、コペンハーゲンまで行くのですが、入国審査はここヘルシンキ空港で行われます。
 北欧4カ国のうちノルウェーはEUに加盟していませんし、フィンランドのみがユーロ、ほかは各国のクローネをつかっていますが、入国審査はどこか1箇所で行えばEU圏内の移動は手続きは不要となります。(シェンゲン協定)


 天井に古い機体が展示してありましたが、これは1930年代のドイツ製ユンカースA50でフィンランドで最初の航空路線に使われたものらしいです。

 このエリアは最終的に日本への帰国時に再度訪れる予定なので今日は下見ということで、、、、

 冒頭のマリメッコのお店や、ムーミンショップなどがありますが、値札はとこも想像以上に高価です!!


 そして、コペンハーゲンへ。



 時間にして約1時間40分で到着です。日本との時差は7時間遅れです。したがって現在時刻は夕方の7時25分です。当然今は盛夏なので日没の10時過ぎまではたっぷりと時間があります。

 右写真はコペンハーゲン空港のコンコースで、日曜日の夕刻ということでしょうか、にぎわっています。

 空港からコペンハーゲンの市街まではほんの30分ですが、最初に目に飛び込んできたのが左および下の景色です。
 バスの窓越し、かつ夕刻ですが、ずいぶん色調が鮮やか、いやむしろ強烈です。おそらく湿度が低く水蒸気による光線の吸収が少ないのでしょう。




 ほどなくコペンハーゲンの市街にはいってきました。昔絵葉書でみたような、幾分懐かしい感じがする景色です。



 市の中心部に近づくにつれてあちこちに尖塔が見えるようになってきましたし、屋根に何本もの煙突を持った古くからの北欧のものとおもわれる建物も多くなってきました。

 下は、市庁舎前の広場です。
 この広場にはアンデルセンの像もあるようですし、ホテルからも近そうですから後ほどまた来てみましょう。

 この広場と反対側には有名なチボリ公園もあります。

 日本を出発して16時間40分、ようやくにしてホテルの部屋に落ち着きました。時計を見ると、午後8時13分ですがまだまだ日没までに2時間はあるでしょう。

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