今日も天気はよさそう!!!!
ホテルのテニスコートも朝日でまぶしく輝いています。 早々に食事を済ませて周辺の散歩です。
ホテルを少し下ったところにあった、ちいさなレストラン・喫茶店です。山小屋風のアレンジに、なんと言ってもスイス国旗は決まります!右上がアイガーです。
少し表通りから入ったところで、きれいな花壇を見つけました。このように、家々が競って周りを花々で飾るのは、ただ観光地だから、、、、だけではないような気がします。 そしてその花壇の中にみつけました!!!たしかにこれは「エーデルワイス」に違いありません。
、、、でも残念でした、これは園芸種でした。すこし大振りすぎますし、自然種はこんなに密生しては存在しないはずです。
さて今日は、日帰りでユングフラウ観光です。
我々の宿泊地にある、ヴェンゲルン ・アルプ鉄道(WAB Wengernalpbahn)のグリンデルワルト駅(grindelwald 1050m)から、中継地の「小さい峠」を意味するクライネ・シャイデック駅(Kleine Scheidegg 2061m)に行きます。
下写真はグリンデルワルト駅の様子です。国際色豊かな風景です。この町というより村の人口は約4千人弱です。そしてその左下が、私たちの乗った車両で、パノラマだったのですが、さいわい窓がすこし開きました。
グリンデルワルト駅の次の駅グルント(Grund)で列車はスイッチバックします。
行き先方向がまったく変わってしまうのも何か奇妙な気分です。約30分してクライネ・シャイデック駅に到着します。
左にはラック式レールと沿線に咲き誇る花々が見えます。ちなみにこのヴェンゲルン ・アルプ鉄道(WAB)の線路幅は800mmです。ずいぶん狭いです(これぞ狭軌)。
クライネ・シャイデック駅に到着です。(右写真)
ここからユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)へ乗り換えます。前に示した地図にあるように、この鉄道はあのアイガーの山の中をトンネルでループを描いて上り、メンヒをも貫き、ユングフラウ山の鞍部のトンネル内部にあって、ヨーロッパでもっとも標高の高い鉄道駅である、ユングフラウヨッホ駅(Jungfraujoch 3454m)を目指します。ちなみにユングフラウ鉄道の軌間は1000mmです。
クライネ・シャイデック駅からメンヒ( Mönch 修道士 4099m )(左)とユングフラウ( Jungfrau 乙女 4158m )(右)を見たところ。メンヒとユングフラウの尾根を結んだ最も低いところに小さく目的地のスフィンクス展望台(3571m)がみえています。そして、メンヒの左にアイガー (Eiger 3970m)があり(上の写真に続いている)これらをオーバーランド三山と呼ぶそうです。
高地とはいえ(2061m)真夏の陽射しは強く、暑かったです。おそらく30℃は超えていた、、、、
ユングフラウの麓、列車は雪崩から守る覆道(ふくどう)(スノーシェード)のなかを走る。
右は走行中の列車から撮ったユングフラウ、右側の白い3角形の峰はブライトホルン。
列車はこの先、アイガーグレッチャー駅(2320m Eigergletscher 「アイガー氷河」)、トンネル内の アイガーヴァント駅(2865m Eigerwand 「アイガーの壁」そして同じくアイスメーア駅(3160m Eismeer 「氷の海」)を経て終着ユングフラウヨッホ駅(3454m Jungfraujoch )へと進んでいきます。
右上は窓から見た(じつはアイガー北壁の真ん中)景色で、ちょうど中央の道路などが集まって見えるのが、先ほどのクライネ・シャイデック駅です。
左上写真は、アイガー北壁の真ん中どころにある展望用の窓を望遠レンズで撮ったものです。
景色に溶け込んで探すのに苦労しましたが、この窓はかつてトンネルを掘った際に出る土を外に出すための穴だったとはもうひとつ納得です、、、、
右はさらに次のアイスメーア駅の展望窓(反対側にある)から見た山々です。
ユングフラウヨッホ駅(3454m Jungfraujoch )に着いて薄暗い中、標識をたどり(左写真)、エレヴェータに乗って一気にスフインクス展望台(3571m)へ上がりました。
外はさすがに寒く、風も強く、雲も絶えず出ては消えていきます。
足元を見ると大勢の人たちが、はるか上方の山を目指してちいさなアリさんのように列を成して進んでいきます。
彼らの行き先はアイガーだとか、、、、
さすが本場アルプス、ヨーロッパの中心です、、、、
この世のものとも思えない、アレッチ大氷河の眺望です。この大氷河は24Kmにも渡り、ここで溶けた水は遠く地中海までも旅をするとか、、、、、
雲の切れ間にチラッと見えたユングフラウの頂上です。はるか下界から見たのとは大違い、自然の厳しさ(4158m)を感じます。この後下山したら何もなかったようにきれいに見えていました。
1291年8月1日 かつて3つの州の代表が同盟の誓いをしたのが始まりとか、、、、現在は確か26州のはず。
街角では吹奏楽団が練習に余念がありません。(上)
いよいよ本番の始まりです。わたしたちは広場に臨時に設けられた、舞台のまん前で見物していましたが、開会宣言の中で、何ヶ国語(独、仏、伊、地元語、英、日)かの挨拶の中で「ようこそいらっしゃいました、、、、」とあって会場中やんやの大喝采で盛り上がりました。
左はホルンの演奏(木曽ヒノキのホルンもあるよ、、、、と演者)、右は巨大なカウベルを持った人たちの行列、松明(たいまつ)隊と行進してきたが、舞台に上がったのはカウベルだけ。重そう、、、、
かくしていくつかの出し物を見ていましたが、花火が始まったのを機会にホテルに引き上げました。
3 件のコメント:
ユングフラウヨッホには2度行きましたが・・・展望台は2度とも真っ白で何も見えませんでした。クライネシャイデックに下りてくると土砂降りで、周辺のトレッキングのためにガイドが来てくれたのですが・・・歩けるはずもなくて、がっかりしてグリンデルワルドに戻ったんです。晴れた景色を見た人には想像できないことでしょうが。日頃の行いがそんなに悪いとは思っていませんが・・・・
私もユングフラウヨッホは3回目なんですが、やはり今までは霧や雨に歓迎されました。
したがって今回のように晴れたのは本当にまれです。よく晴れた空をスイスの人はブルーバードと言うそうですが、本当にそう思います。
また今回は建国記念日にあたっておりこれまたラッキーでした。
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
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